
アスクは30日、MSI製マザーボードの新モデルとして、チップセットにIntel Z97 Expressを搭載したGAMINGシリーズマイクロATXモデル「Z97M GAMING」を発表した。31日より発売し、店頭予想価格は17,980円前後。
同社の品質基準である「ミリタリークラス4」に準拠。静電気や電磁波によるハードウェア故障からボードを保護する回路保護機能「GUARD PRO」を新たに搭載した。
ゲーミングマザーボードでの採用例が多いネットワークコントローラ「Killer NIC」を搭載。MSI製のマザーボードとグラフィックスカードを組み合わせて、オーバークロックの設定が行える「GAMING APP」やマルチGPU対応、無線LANなどを備える。
このほか、ゲーマー向けのオーディオソリューション「Audio Boost 2」や、USB DACの利用を考慮してUSBポートに安定した5V電源を供給する「USBオーディオパワー」 、コネクタの金メッキを厚くして耐久性を高めた「ゲーミングデバイスポート」などを備える。
STマイクロエレクトロニクスは、デジタル音声信号入力と自己診断プロセッサを備えたフルデジタル・アーキテクチャの車載用パワーアンプ「FDA2100LV」を発表した。
FDA2100LVは、不要輻射ノイズを最小限に抑え、部品点数を最大50%削減することができ、車載ヘッドユニットや外部アンプに高効率D級アンプの優位性を提供。チューナへの干渉の最小化および携帯電話の電波に対する耐性向上のほか、様々なエミッション規格への適合が容易になる。
さらに、STの特許である出力フィルタのフィードバックループ設計は、電磁干渉(EMI)、全高調波歪み(THD)、および周波数特性を改善。これにより、低コストな周辺部品を使用した高いオーディオ性能を実現する。また、1Ω負荷の場合並列駆動回路を採用することで異なるインピーダンス(8Ω、4Ω、2Ω、1Ω等)のスピーカを駆動できる。
FDA2100LVはTQFP64パッケージで提供。1000個購入時の単価は約7米ドル(約712円)。
《レスポンス 纐纈敏也@DAYS》
Android端末を使って“楽しく遊ぶ”をテーマに電子工作などを披露している日本Androidの会は、ワイヤレスジャパン2014のブースで近距離無線通信規格であるNFC(Near Field Communication)の活用事例を展示した。NFCを使うことで、身近なものが楽しく便利に変化する、ということを実感できるはずだ。
【他の画像】
NFCはiPhoneには搭載されていないAndroid端末ならではの機能。同団体の秋葉原支部アクセサリ部に所属する大坂泰弘さんは、「海外では韓国を始めNFCの利用が盛んですが、日本はおサイフケータイ(FeliCa)が主流です。その理由は、国内にiPhoneユーザーが多かったり、FeliCaに利権が絡んでいたりとさまざまですが、今やほとんどのAndroid端末でNFCを使えます」と説明する。また、「NFCは数十円と安価で、アイデア次第で便利に楽しく使えます」と続けた。
●親子の交流を図ってみる
会場では大坂さんがお子さん向けに自作したNFCブロックを紹介。タグにスマホでタッチすると、ブロックに書かれた文字を音声で読み上げるというものだ。大坂さんは「あらかじめブロックに貼ったNFCタグを専用アプリで読み込み、スマホ上でテキストを入力します」と説明する。テキストを入力する専用アプリは大坂さんが約1日で開発したもの。Google Playで「NFC」と入力して検索すると、タグ情報の読み込みができるものなど、関連アプリがずらりと並ぶ。
また、飛行機に乗った際にお子さんがもらったという飛行機の模型にもNFCタグを付けた。「子供は普段こういうものをもらっても、すぐに飽きて放置してしまうんです。でもこうやってタグを付けて旅の思い出が詰まった写真や動画にアクセスできるWebページを仕込んでおけば、思い出したようにタッチしてくれます」と大坂さんは説明する。ほかにも大坂さんは、お子さんが自作したてるてる坊主にタグを装着し、タッチすると天気予報が分かるという、自作物に付加価値を付けたアイデアも紹介した。
●日常生活をより便利に
日常生活を送る中で身近にあるものに目を向けると、NFCが活用できそうなものがあることに気付く。印鑑に活用すると、専用アプリで印鑑の使用履歴を記録する際にワンタッチで入力画面のWebページにアクセスでき、記録をするのが簡単になる。また、内服薬の袋にタグを貼り付け、タッチするまでスマホアプリのアラームが鳴りやまないにすることで、飲み忘れを防止できる。冷蔵庫で切らすと困る食材があるという人は、マグネットにタグを付け、在庫がなくなったときにワンタッチでオーダーができるようにすることも可能だ。アイデア次第で、日常生活がより便利になる。
NFCは、個人利用だけでなく商用利用にも便利だ。「FacebookやTwitterなどSNSアカウントを持つ店舗は、NFCを利用した方が便利だと思います」と大坂さんは話す。QRコードの読み込みやアドレスの入力などわずらわしい作業をせずとも、ポスターやチラシなどにタグを貼っておけばタッチするだけですぐにアカウントをフォローできる。タグの値段も安価でさほど手間もかからないため、店舗側の負担も少ない。大坂さんは「NFCの認知度が低いため、店舗もユーザーもそういったことができること自体を知らないのが一番のハードルですね」と話し、日本でのNFC利用はまだ一般的ではないことを改めて語った。
[村上万純,ITmedia]