
「まあ、ヒットならいつでも打てるから」
オリックスのベテラン谷佳知(41)のセリフである。昨年、巨人ではわずか13試合の出場。出場機会が激減する中、「実戦感覚が鈍るのでは?」と聞く記者に、サラリと言ったものである。
オフに自ら望んで自由契約となり、古巣オリックスに復帰。キャンプで左足甲を痛めて開幕一軍が危ぶまれたものの、「芯に当てることには自信がある」と言ってのけるベテランには、調整遅れなど関係なかった。
オープン戦3試合目の出場となった23日の阪神戦は、2安打2四球と全4打席で出塁。三回には京セラドーム大阪の天井に打球を直撃させる適時打を放った。2四球はいずれもフルカウントからで、「球の軌道がだいぶ分かってきた。開幕に間に合ったと思う」と手応えを口にした。
本人が「絶対に達成したい」という2000安打まであと79本。出場機会さえ得られれば、今季中の達成は間違いない。
フィギュアスケート世界選手権が26日、さいたまスーパーアリーナで開幕する。ソチ五輪代表の浅田真央(23)、村上佳菜子(19)=ともに中京大、鈴木明子(28)=邦和スポーツランド=が25日、本番会場で調整した。
ソチ五輪のショートプログラム(SP)で16位に沈んだ真央は、「フリーと満足する演技を2つそろえることが目標」と気合十分。公式練習では代名詞のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を決めるなど、好調をアピールした。
ソチから帰国した翌日に練習を再開した村上は2連続3回転ジャンプを決め、「びくびくせず焦らずに演技したい」と笑顔。今大会を最後に現役を引退する鈴木は、「いま自分ができる、すべてのことを込められれば」と完全燃焼を誓った。
ストラッカ・レーシングは24日、今季のWEC世界耐久選手権のLMP2クラスに投入する新型車両、童夢ストラッカS103・ニッサンをシェイクダウンした。
LMP1/LMP2クラスで活躍してきたストラッカ・レーシングは、昨年まではHPD製のマシンを使用していたが、2014年シーズンに向けて日本の童夢とパートナーシップを締結。童夢が今季に向けて制作していたクローズドLMP2『S103』にニッサンエンジンを搭載して今季WECのLMP2クラスに参戦することを発表していた。
ストラッカによると、童夢ストラッカS103・ニッサンは24日、チームのワークショップがあるイギリス・シルバーストン近郊の飛行場でシェイクダウンを実施。今季のドライバーを務めるジョニー・ケーンとダニー・ワッツがステアリングを握り、初走行を行ったという。
ストラッカのチームマネージャー、カール・パットマンはこのシェイクダウンが公式テスト前の最終チェックだったことを明かし、次のように語っている。
「ギヤの切り替えや、発進と停止の確認などのシステムチェックを行ったんだ」
「とてもうまくいったよ。マシンを組み上げるときにみんなが素晴らしい仕事をしたことの証明だ」
ただパットマンは「2日間で全てを学ぶことはできないかもしれない」とも語り、2日間の公式テストで得られる成果には大きな期待はしていないとしている。童夢の製作したS103については次のように語った。
「童夢のデザインエンジニアは素晴らしい仕事をしてくれた。本当に細部まで手の込んだ美しい設計のマシンを製作してくれたんだ」
WECにフル参戦するほとんどのマシンがエントリーしているポール・リカール公式テストは、28日~29日の日程で開催される。
[オートスポーツweb 2014年03月25日]