
新聞に載らなかった話を中心に、経済トップや経済官庁の大臣の名言・迷言を紹介する。今週は、甘利明経済再生担当相と麻生太郎財務相。
■甘利明経済再生担当相 20日の閣議後会見
法人税の実行税率引き下げや骨太方針、新成長戦略や環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)など担当分野の内容について記者からの質問が一通り出た後、「サッカーは聞かないの」と甘利氏から記者に逆に質問。
発言を受けて記者からちょうど終わったばかりの日本対ギリシャの結果を問われ、「結果は厳しい状況になってきたが、あきらめないのがザックジャパン」と評価したうえで、「火事(への対処)は最初の5分、選挙は最後の5分、サッカーはロスタイム。名言でしょ」と準備していたコメントを笑顔で話し、記者の笑いを誘った。
■「後でやらなかったとは許されない」麻生財務相が社会保障改革でピシャリ
■麻生太郎財務相 6月20日の閣議後記者会見
「えらく6月にこだわっておられる部分がありますけど、こういった話は基本的には12月ですから」
例年は年末から議論が本格化する社会保障制度改革の個別具体策について、政府が13日に示した経済財政運営の指針「骨太方針」の原案に言及がなかったことに対する見解を問われ、こうピシャリと言い切った。
「今から6カ月間で何でも起きますよ。いろいろなことが」と含みを持たせ、その上で「今のうちに全部決めておいて、後になってやらなかったじゃないかということはまねしない方がいい」と述べ、年央段階で、懸案に前倒しで結論を求める流れを牽制(けんせい)していた。