
13日(日本時間14日)のレッドソックス戦でスーパーキャッチを見せたヤンキースのイチロー外野手(40)に米メディアが称賛の嵐。ジラルディ監督に“第5の外野手”として扱われているイチローに同情する声も上がり始めている。
スーパープレーは1点リードの8回。レッドソックスの主砲オルティスの放った右中間への大飛球を追い、タイミングよくジャンプして捕球。フェンスに激突しながら球を落とさなかった。
オルティスは「忍者キャッチ」と表現。ボストン・ヘラルド紙も「勝利の希望をイチロー・マジックで断たれた」と書いた。先発を外れて代走で出場したあと、守備に就いてのファインプレーだった。
試合後、ジラルディ監督は「彼が守っていたからこそ生まれたプレー。あのプレーがなければ同点もあり得た」と勝利につながったイチローの守備をほめたが、控え扱いを変える気配はない。
米スポーツ専門局のESPNは「将来の殿堂入り候補は第5の外野手だが、決して沈黙はしていない。9試合に出て19回打席に立ち、打率・421。守備と走塁でしばしば素晴らしいプレーを見せている。降格人事にも品格をもって甘んじ、さらにプレーする時間を増やそうと努力している」とイチローの正々堂々とした態度を評価している。
スポーツ専門ブログ、ラントスポーツのジェームス・オヘア記者は、「彼は40歳だが、半分の年齢の選手と同じような素早さで右翼周辺をパトロールできる。守備固めとして起用されているなら、他球団が獲得に動くかもしれない。いずれにせよ(正右翼手の)ベルトランには絶対にできないプレーだった」と伝えている。
イチローの我慢の日々はいつまで続くのか。