
「またもや結婚!? 今度こそ大丈夫か?」「何度も結婚できるなんてすごいガッツ!」などと賛否両論が飛び交い、新たな結婚報道で世間を賑わせているビッグダディこと林下清志さん(49)ですが、それもそのはず。今回の結婚はなんとビッグダディにとっては5回目となるものだからです。
以前、この連載でビッグダディについて書いたとき、私は彼のことを「マイナスの離婚をしていない点が特徴的だ」としました。というのも、離婚は、一般的にはまだまだマイナスの面が多いもの。ですが、ビッグダディの場合に限っては離婚にまつわる暗いイメージがかけらもなく感じられるからです。別れた妻は、タレントになったり執筆した本がヒットしたり、子どもたちもそれぞれたくましく生きている印象があるし……賛否両論あるにしても、とにかくそれまでの「離婚=家族が欠けること」という固定観念を「離婚=新しい家族が増えること」という180度異なるものに変えた人物なのではないかと思っています。
ちなみに、ビッグダディの5回目の結婚とまではいかなくても、結婚と離婚を繰り返す芸能人は意外と大勢います。たとえば、ビッグダディより1回ほど結婚の回数が少ない、「結婚4回、離婚3回」という経歴がある人に、タレントのキム兄こと木村祐一さん(51)やミュージシャンの玉置浩二さん(55)、俳優の萩原健一さん(63)や六角精児さん(51)など、みなさんパワフルな人ばかり。とくに、結婚よりも離婚のほうがエネルギーを使うと言われているなかで、何度も次に進もうとする姿勢には私も頭が下がる思いです。
そして、注目すべきは「この人と結婚したい!」と思わせる相手に何度もめぐり会っているという事実。本人がそれだけ魅力的だという証拠でもあります。
今回のビッグダディのお相手は、元看護師の三由紀さんという女性だとか。年齢は、ビッグダディよりも10歳年下の39歳。ビッグダディによれば、彼女のほうが結婚に積極的だったというニュアンスです。いわく、「オレは、ホントは1人で暮らそうと思っていたし、今、全然そういう気持ちはない」と当初は結婚について、彼は前向きではなかったとのこと。にもかかわらず、三由紀さんのほうが「それでも(ビッグダディと)一緒になりたい」と言ったといわれています。ビッグダディを取り巻く、過去のいろいろな事情を知ったうえで知り合って、さらに一度は本人から結婚を拒否されたにもかかわらず、あえて結婚したいという意思を貫いた妻から見れば、ビッグダディはさぞ魅力的に見えているに違いありません。
たしかに、角度を変えてみれば、何人もの女性と将来を約束したり、約20人もの子どもたちを養う覚悟を見せたりできるビッグダディは、責任を負うことが苦手な男性やプレッシャーをストレスと受け止めがちな男性と比べてみれば「男らしくて甲斐性がある」ということになるのかもしれません。
「ようやく当たりを引きました」といって、嬉しそうに新婚生活を語るビッグダディは、過去の妻たちからも「幸せになってほしい」と応援されているとか。バツ1、バツ2だからといって、ネガティブな気持ちを引きずっている人は、“懲りない結婚”にも前向きなビッグダディの生き方を「それもアリかもしれない」ととらえて、たまには肩の力を抜いてみてもいいかもしれませんね。
■岡野あつこ(おかの・あつこ) 1954年8月5日埼玉県出身。夫婦問題の悩みを解決するカウンセリング事業や、カウンセラーを育成する岡野あつこのライフアップスクールなどを運営する、株式会社カラットクラブ代表取締役。NPO日本家族問題相談連盟理事長。1991年よりカウンセリング事業を開始、2万5000件以上のカウンセリング実績をもつ。現在は、後進の育成にも力を入れており、ライフアップスクールの卒業生は1800人を超えている。夫婦問題解決のプロとしてメディアに出演し、一人でも多くの人に笑顔が戻るよう日々活動中である。離婚相談救急隊 http://www.rikon.biz/ 。