
西武からフリーエージェント(FA)でロッテに加入し、先発ローテーション入りが期待される涌井秀章投手(27)。12日の巨人とのオープン戦(QVC)に先発したが、5回74球を投げて2本塁打を含む9安打8失点と打ち込まれた。
本人は「何球か次につながる球もあった。ストライクゾーンだけで勝負しているというのがあった。次回からは結果にこだわりたい」と飄々。ところが西武入団時の監督で、涌井獲りの音頭を取った伊東監督は「伝わってくるものがない。ただサインを出してもらって投げているだけ」の投球に我慢がならなかった。
「期待していたが、いいボールは1球もなかった。去年(中継ぎで)短い回を投げていたリズムが体にしみついていて、先発のコンディションが戻っていないみたい。チームも先発として呼んで彼も来てくれたけど、うまくいっていない。きょうのようでは厳しい」
さんざんこき下ろしつつも、最後には「ローテに入ってもらわないと困る。悪くてもこれでスタートする」と明言。涌井の状態にかかわらず、開幕ローテに組み込む方針だが、まな弟子は期待に応えてくれるだろうか。