
注目の対決はどうやらお流れのようだ。日本ハムの栗山英樹監督(52)は8日、松井裕が先発する9日の楽天戦に、二刀流の大谷翔平投手を野手としてスタメン出場させない方針を明かした。
「ファンのみなさんも楽しみにしているのは分かっているけど、そういうことを言っていられる状況じゃない。必ず今シーズン中にいい形で作りたい」
指揮官は注目の対決よりも、大谷に投手としての調整を優先させたいという意向だが、左腕に対して大谷の相性が良くないとみていることも理由の1つだ。
ルーキーイヤーの昨季も、指揮官は「打撃の形が崩れるのが怖い」と左投手との対戦を徹底的に避けさせた。右投手との対戦が186打席ある一方で、左は18打席と極端な起用を続けた。
この日、3番・DHで出場し2戦連続マルチ安打をマークした大谷は「チームの流れが良くないし打線を組み替えるかもしれない。もし出なくても仕事はしたい」。けなげにそう話す19歳に、今季も“過保護”な起用が続きそうだ。