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映画「武士の一分」 幸運の石にある「へその穴」に石が入れば… 茨城・佐志能神社 - にゅーすめぢから

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2026.04.07|コメント(-)トラックバック(-)

映画「武士の一分」 幸運の石にある「へその穴」に石が入れば… 茨城・佐志能神社


 早いもので、もう3月。年が明けて2カ月以上経ってから気付くのもなんだが、初詣に行ってなかったなと思い、車を走らせた。目指すのは、茨城県笠間市の佐白山。なんでも城の中に神社があるそうだ。

 佐白山には鎌倉時代の武将、笠間時朝が築城した「笠間城」という山城跡が残っている。駐車場で車を降り、「武運長久」を願って城内に神社を建てたのだろうかと思いながら急な石段を登る。神社を探して進むと、広場に出たがそれらしいものはない。間違えちゃったかなと、来た道を戻り始めると、地元のお年寄りグループに出合った。

 聞いてみると、「神社は天主台のあったところにありますよ」とのこと。どうやら、広場の先の山の頂にあるらしい。なぜ城の中に神社があるのかも聞いてみた。「城ができる前に、ここに神社があったんですよ。明治になって廃城になったから、麓に移していた神社を戻したんです」と教えてくれた。

 急な石段を再び登ると、目指す神社があった。「佐志能(さしのう)神社」といい、岩場の上に建つ社殿には荘厳な雰囲気が漂う。苦労してきただけあって、御利益がありそうだ。お賽銭(さいせん)を入れて、やっと初詣を済ませた。

 帰り道、駐車場の下の道の脇に巨石があるのに気付いた。車を止めて、由来書を見てみる。

 「大黒石」という。笠間城築城前、佐白山には正福寺という寺があり、麓の徳蔵寺と勢力争いをしていたという。そんな中、戦いに敗れ、山上に追い詰められた正福寺の僧兵がこの石を落としたところ、徳蔵寺の僧兵が次々と下敷きになって難を逃れたんだそうだ。

 それ以来、“幸運”の石といわれるようになったかどうかは知らないが、石には「へそ」と呼ばれる穴があり、3回石を投げて1つでもその穴に入れば、幸せが訪れるんだとか。

 落ちていた小さな石を3つ拾い、投げてみる。なんと、3つとも入った。きっと、今年は良い年になるに違いない。

(水戸支局 小島優)

 ■あらすじ 幕末の海坂藩で、藩主の毒味役を務める下級武士、三村新之丞(木村拓哉)は妻の加世(壇れい)とつつましくも幸せに暮らしていたが、ある日、毒味の際に食べた貝の毒にあたり失明してしまう。一時は絶望するが、加世の献身的な支えもあり、目の見えない生活に慣れてきたころ、新之丞は番頭(ばんがしら)の島田藤弥との加世の不貞を知ってしまう。だが、加世の不貞は、三村家の家名存続のためだった…。

 原作は、藤沢周平の短編小説集「隠し剣秋風抄」に収録された「盲目剣谺(こだま)返し」で、平成18年に公開された。佐志能神社では、失明した新之丞の回復を願って、加世がかいがいしくお百度参りをするシーンが撮影された。

 ■アクセス 所在地は、茨城県笠間市笠間3613。車の場合、北関東自動車道友部ICから約15分。電車の場合、JR水戸線笠間駅で下車し、タクシーで約10分。東日本大震災の影響で石垣や石段が崩落する恐れがあり、現在は神社への参道は立ち入り禁止。

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2014.03.09|コメント(-)トラックバック(-)
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