
マイナー契約からメジャー昇格を目指すメッツ・松坂大輔(33)がオープン戦最終登板で結果を残した。
24日(日本時間25日)のカージナルス戦に先発。6回3分の0を3安打1失点5奪三振、4四死球でオープン戦初勝利を挙げた。
七回、先頭打者に死球をぶつけて降板。2番手投手が打ち込まれて松坂に失点がついたものの、一回は3者連続三振に仕留めるなど危なげない投球を披露した。
前日にはローテーション入りを争う24歳の右腕メヒーアが好投。先発5番手はベテラン、若手の両右腕に絞られた。複数の地元メディアによればメッツは25日正午(日本時間26日午後1時)までに松坂の開幕メジャー25人入りを伝えることになっている。メジャー枠から外す場合は自由契約にするか、マイナー降格の場合は10万ドル(約1000万円)の支払い義務が発生する。招待選手の松坂とは異なり、メヒーアはメジャー昇格の前提となる40人枠。最終登板の結果次第では松坂の開幕ロースター入りは危うかったが、先発5番手入りをアピールした。
■投手コーチが問題になったばかり
この日の試合では一回、松坂が3者連続三振に仕留めると、メッツの公式ツイッターでは「Dice―KKK」とのつぶやきがあった。言うまでもなく「K」は三振を示すものだが、白人至上主義を掲げる差別組織「クー・クラックス・クラン(KKK)」を連想させることから、米メディアは大騒ぎ。担当者が慌てて、「故意ではなかった」と釈明する事態に発展した。
メッツではダン・ワーセン投手コーチが松坂の通訳を務める日系米国人に対して「チャイナマン」(中国系移民の蔑称)と呼びかけて人種差別と問題になったばかりだった。
松坂には関係ないこととはいえ、結果を残して周囲の雑音をシャットアウトしてみせた。
すでに開幕からマイナー行きが決まっているブルージェイズ・川崎はフィリーズ戦に守備固めで出場し、三塁と二塁に就いた。