
新宮市の新宮港沖で消火活動が続けられていたカンボジア船籍の貨物船「PLATINUM(プラチナム)」(約1800トン)について、串本海上保安署は29日、鎮火のめどが立ち、カンボジア政府からも船の航行安全を保証する調査報告が出されたと発表した。貨物船は同日午後、目的地の中国へ向け航行を開始した。
同署によると、巡視船などが24時間態勢で積み荷倉庫の温度を下げる冷却放水を行った結果、倉庫の温度が下がり出火のおそれがなくなったという。貨物船の計器に問題はなく、乗組員らが航行を再開した。
貨物船は、今月21日に愛知県豊橋市を出港。中国へ向かう途中、紀伊大島沖約18キロで積み荷の鉄くず(約1300トン)から出火した。