
奄美群島から初めて甲子園に駒を進めた大島が、春夏通算最多の70回出場を誇る龍谷大平安に挑んだ。四回にはエースの福永が「気持ちで打った」と同点の適時内野安打で一時試合を振り出しに戻すなど、途中までは強豪と互角に戦った。
だが、五回に2ランなどで3点を勝ち越されると展開は一方的に。福永は「決め球もカットされて投げるボールがなくなった」と伝統校の強さを肌で感じた。
それでも打線は11安打で「打つ方はいい部分が出た。離島でもやれると感じた」と渡辺監督。福永も、四回2死満塁を無失点で切り抜けた場面を振り返り「どんな強い相手でも気持ちをしっかり持っていれば勝てる」と手応えをつかんだ。収穫を胸に、離島ナインは夏の鹿児島大会に備える。(三浦馨)