
東京都足立区の夫婦の次男(4)が行方不明になっている事件で、次男の児童手当などを不正受給したとして、警視庁捜査1課は26日、詐欺容疑で、父親の皆川忍容疑者(30)と母親(27)=いずれも横領容疑などで逮捕=を再逮捕した。捜査1課によると、「生活が苦しいので不正受給を続けた」と容疑を認めている。
逮捕容疑は、平成25年7月、次男と同居しているという虚偽の申請書類を足立区に提出。同年8月~26年6月に児童手当や生活保護費計約43万円を不正受給したとしている。
皆川容疑者らは「次男は昨年3月に死んだ。遺体は山梨県の河口湖周辺に埋めた」と供述。捜査1課は遺体を見つけられていないが、同時期から行方不明となっており、同居の実体がないと判断した。
皆川容疑者らが今年3月、高さ約1メートルのマネキン人形を購入していたことも判明。児童相談所が5月に当時住んでいた足立区内のアパートを訪れた際、次男を含め6人いる子供全員が確認されていたといい、捜査1課は皆川容疑者がマネキンを使い、次男が生存しているように装っていた可能性もあるとみている。