
大相撲夏場所9日目(19日、両国国技館)横綱白鵬は平幕遠藤を押し出しで下し、ただ1人全勝を守った。白鵬を1敗で追う大関稀勢の里は新小結嘉風を寄り倒し、平幕勢は安美錦を突き落とし、ともに1敗をキープ。9日目で勝ち越しを決めた。前日、立ち合いの変化に館内から大ブーイングを浴びた新横綱鶴竜は、関脇栃煌山にはたき込みで敗れた。横綱日馬富士は平幕松鳳山を寄り切って7勝目を挙げた。
白鵬の気迫の相撲を前にホープ遠藤もなすすべがなかった。立ち合いで白鵬に頭から当たった遠藤は、左まわしを取りに行こうとするも取らせてもらえず。白鵬は遠藤の両腕の動きを封じ込めると、力勝負とばかりに一気に遠藤を土俵外まで押し出した。白鵬の勢いは鋭く、遠藤に覆いかぶさるように白鵬自らも土俵下へ倒れ込んだ。先場所もわずか2秒9で送り倒しで敗れた遠藤、今場所も完敗だった。