
「J2、讃岐0-1栃木」(5日、丸亀)
手にしかけた初の勝ち点がスルリと逃げた。0‐0の後半41分、讃岐は一瞬のスキを突かれた。栃木のサイド突破に対応が遅れ、右クロスをFW瀬沼に頭で決められた。J2昇格1年目、悪夢のような開幕6連敗だ。
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「0でいこうという守備はできていた。ただ、失点したところだけ(集中力が)抜けていた」。北野監督は険しい表情で振り返った。終盤は攻撃陣も積極的にシュートを放ったが、ネットを揺らすことはできなかった。
ハードワークを基盤とした讃岐の守備は十分に機能していた。栃木が放ったシュートはわずか4本。前半は0本だった。右太もも裏の故障から復帰した大卒ルーキーのDF武田が右サイドバックでJ初出場。「やってやろうという気持ちだった」と闘志満々のプレーを見せたが、勝ち点にはつながらず「まだまだです」とうつむくしかなかった。
この日の入場者数は、わずか1450人。3月9日のホーム開幕戦では1万人を超えたが、出口の見えない連敗で熱狂ムードは急速にしぼんでいる。「試合ごとに(サポーターの)数が減っているけど、勝てば応援してもらえると思う。苦しいけど、この壁を乗り越えたい」。FW我那覇は必死で前を向いた。