
帝人の自動車用樹脂グレージング技術が、「平成26年度 高分子学会賞」(技術)を受賞した。
受賞した研究題目は、「機能性ポリカーボネートによる自動車用窓の工業化」で、受賞者は帆高寿昌氏、近藤史崇氏、新見亮氏、富樫史博氏、森田夢氏の5氏。
「高分子学会賞」は、高分子学会が主催して、高分子化学および技術の進歩を図るため、独創的かつ優れた業績をあげた会員を対象として、「科学」と「技術」の2種に分けてその功労を顕彰するもの。
同社が受賞したのは「技術」部門で、樹脂窓の課題であった「大型製品の成形」「金属との接着信頼性確保」「耐候性向上による長期信頼性確保」を、樹脂窓に適した素材と、その加工技術を開発することにより解決した点が評価された。
同社のポリカーボネート樹脂「パンライト」は、ガラスの200倍以上の耐衝撃性を持ちながら、重量は1/2と非常に軽く、かつ、高い透明性や耐久性、独自加工技術による低い光学歪みなど、自動車用グレージング部材として適した特性を有している。
同社のパンライトは、既にダイムラー、ポルシェ、シトロエン、ホンダ、日産など、世界中の自動車メーカーにおいて、パノラマルーフやクォーター・ウィンドウ、パーティションウインドウなど、様々な自動車パーツのガラス・金属代替素材として採用されている。
《レスポンス 山内 博》
ソウルの職場近くで、「北韓(北朝鮮)芸術団巡回公演」と記した無料招待券が配られていた。「北の芸術団なら北韓ではなく『朝鮮』と表記するはず」と疑いつつ、興味半分で行ってみた。
観客約300人のほとんどが高齢者。脱北者とおぼしき平壌なまりの女性歌手のあいさつと、北朝鮮の流行歌「パンガプスムニダ(お会いできて光栄です)」で公演は始まった。軽快な曲に観客は手拍子を送り、15分ほどたつと司会者の男性が話し始めた。
「最近は死後の自分のことも、自分でしなければなりません。子供に頼らず準備しましょう」。こう話した司会者は、「今、韓国で葬式を挙げると938万ウォン(約94万円)かかりますが、当社の互助会員になると420万ウォン。本日、会員になれば特別割引で360万ウォンにします」と続けた。公演の正体は怪しげなセールスだった。
「昔は大統領の葬儀にしか使えなかった霊柩(れいきゅう)車に、遺族送迎バスも付けます」「東南アジア豪華客船ツアーもサービス!」。申込書が配られ、周囲の高齢者は続々と記入していた。申込書は回収され、公演は再開した。
伝統的に老人を敬うはずの韓国での出来事だ。北(?)芸術団よりも、巧みなセールス口上が印象に残った。(名村隆寛)
(CNN) 米国家安全保障局(NSA)が近年、インターネット上の通信傍受を通して毎日数百万枚に上る画像を収集し、顔認識システムのデータとして使っていることが明らかになった。
エドワード・スノーデン元中央情報局(CIA)職員が入手した2011年の機密文書に基づく情報として、米紙ニューヨーク・タイムズが伝えた。
同紙によると、NSAは新たなソフトウエアを使って、電子メールや文字メッセージ、ソーシャル・メディア、テレビ会議でやり取りされる何百万枚もの画像を傍受している。そのうち約5万5000枚は、顔認識に使えるレベルの画像だという。これまでに収集された画像や、対象となった人物の総数は明らかでない。
顔認識システムを使えば、ある人物の画像や映像と、データベースに記録された情報とを照合することができる。ただし画像の解像度が低かったり、横顔だったりすると照合は難しくなる。
NSAの報道官は同紙の報道に対し、「正体を隠して米国や同盟国を攻撃しようとする動きを阻止するのが目的だ」と説明。「合法的な情報収集」によって、こうした外国人を特定、追跡することができると述べた。米国民の顔の画像を収集しているかどうかについてはコメントしなかった。