
モナコGP前日の水曜日、昨年チャンピオンのセバスチャン・ベッテル(レッドブル)、選手権でポイントリーダーに立っているルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)にも負けないくらい多くの報道陣が駆けつけていたのが、パストール・マルドナド(ロータス)だった。理由は、グランプリ直前に、母国ベネズエラで新しくスポーツ大臣となったアントニオ・アルバレスが「もうこれ以上、ベネズエラがモーターレースに資金を投資することはない」と話したという報道がなされたからである。
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ロータスのスポンサーである「PDVSA」は、マルドナドが持ち込んでいるベネズエラ国営の石油会社で、ロータスに限らず、これまでずっとマルドナドをサポートしてきた会社だ。その金額は年間数十億円規模と言われ、2011年からF1に参戦し続けているマルドナドには、すでに100億円以上の資金が注入されている。これほどの大金が捧ぎ込まれたのは、前大統領のウゴ・チャベスがモータースポーツに力を入れていたからだが、そのチャベスも昨年他界。後ろ盾を失ったマルドナドに逆風が吹くのは自然な流れである。
ところが、モナコGP前日にロータスで開かれた会見で、マルドナドはそのウワサを否定した。
「みんな勘違いしている。なぜなら、そう言っているのはスポーツ大臣で、PDVSAは何も発表していないんだから。それにPDVSAは僕をサポートしているわけでなく、ロータスとスポンサーシップ契約を結んでいるから、勝手にやめるわけにはいかない」
そう言って笑うマルドナドだが、このご時世で数十億円もの資金を自由に国から引き出し続けるのが簡単なことではないことは、マルドナドも知っていることだろう。笑顔がぎこちなかったのは、気のせいばかりではないだろう。
(尾張正博/F1速報)
[オートスポーツweb 2014年05月24日]
◇国内女子◇中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン 2日目◇中京GC石野コース(愛知県)◇6,459ヤード( パー72)
上位はタレント揃い「中京テレビ・ブリヂストン」フォトギャラリー
トップが目まぐるしく入れ替わる展開となった2日目。その混戦を1歩抜け出したのは、ノーボギーで回った韓国のアン・ソンジュだった。この日「69」で3ストローク伸ばし、通算6アンダーの単独首位で最終日を迎える。
首位と1打差の通算5アンダー2位には、成田美寿々、キム・ナリ(韓国)、飯島茜、堀琴音(アマチュア)の4選手。2週前の国内メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」で優勝を果たした成田は、今週月曜日に挑戦した「全米女子オープン」の地区予選会で、1日36ホール決着をトップ通過を果たした。先週のツアーは休んでおり、今大会で優勝を果たせば出場2試合連続優勝となる。
また、堀は5月の「サイバーエージェントレディス」で最終日を首位タイで迎え4位に入って以来のツアー出場。再び優勝争いの渦中で最終日に突入する。
通算4アンダーの6位タイは横峯さくら、笠りつ子、斉藤裕子、フェービー・ヤオの4選手。初日首位タイにつけた森田理香子は通算3アンダーの10位タイと後退したが、依然として混戦模様の中、自身初の大会連覇に向けて巻き返しを狙う。
<主な成績>
1/-6/アン・ソンジュ
2T/-5/成田美寿々、飯島茜、キム・ナリ、堀琴音(アマ)
6T/-4/横峯さくら、笠りつ子、斉藤裕子、フェービー・ヤオ
10T/-3/森田理香子、服部真夕、申智愛、O.サタヤ ほか4選手
サッカーのルーマニア・カップ決勝が23日に行われ、日本人MFの瀬戸貴幸が所属するFCアストラ・プロイェシュティはステアウア・ブカレストと対戦し0-0からPK戦の末に勝利した。瀬戸の出場機会はなかったものの、アストラはこれが初タイトルとなった。
瀬戸は現在28歳。高校卒業後にブラジルへ約2年間留学した後に日本へ帰国。アルバイトをしながらサッカーを続けると、2007年にルーマニアへ渡り、09年に当時3部だったアストラへ加入。中心選手として活躍し、チームを1部にまで押し上げた。13-14シーズンはリーグ戦を2位で終え、来季のヨーロッパリーグ(EL)出場権を獲得している。
以下は、試合後の瀬戸のコメント。
「ベンチで出番はなかったのは悔しいですが、7年近くアストラにいて初タイトルを取れてすごくうれしいです。来季はリーグ優勝を目指して頑張りたい」