
[4.6 J3第5節 相模原3-0秋田 ギオンス]
J3は6日、第5節を行った。SC相模原はホームでブラウブリッツ秋田と対戦し、3-0で勝利した。またこの試合で東京Vから移籍した元日本代表FW高原直泰がデビュー。先発デビューを飾ると、後半28分のMF菅野哲也の先制点をアシストすると、後半41分にはPKを沈め、移籍後初ゴールも記録。チームの3戦ぶり勝利に大きく貢献した。
今オフ、入札制度でメジャー移籍が濃厚といわれる広島・前田健太(25)は、昨シーズン楽天で田中(現ヤンキース)が記録したシーズン24勝無敗のような好成績を残し、気持ちよくチームから送り出されたい。万全の調整でマウンドにのぼり、結果を残すことが理想だ。
ところが、それを“邪魔する”人間がチームにいる。先発ローテーションに加わっている大瀬良、九里の新人2投手である。
さるチーム関係者がこう言うのだ。
「チームの大黒柱であるマエケンはこれまで、ローテーションの軸として一定間隔での登板が守られるなど優遇されていた。しかし、今季のチームは事情が違う。大竹がオフに巨人に移籍したこともあって、先発投手陣が手薄。大瀬良、九里の新人2人をシーズン最後まで持たせなければリーグ優勝は見えてきません。そこで、首脳陣は大瀬良と九里の状態を最優先にして登板間隔を決めたい。それによって実績のあるマエケンや3年目の野村(祐輔)のローテーションが不規則になっても仕方がない。ガマンしてもらう、と考えているのです」
前田ら実績のある投手なら、それでも万全の状態でマウンドに上がってくれる。そう信じているからこそ首脳陣は不規則登板を課そうとしているのだが、前田にとってみれば、新人投手2人が活躍すればするほど、自身の登板間隔に影響が出始める。その結果、登板間の調整は、さらに困難になるはずだから、結果を残してメジャーに行きたい身としては複雑な心境だろう。
育ててもらった広島に入札上限額の20億円を置き土産として残したい、という気持ちが重圧になりつつあるともいわれる前田。簡単には海を渡れない。
産経大阪杯の直前調整が5日、栗東トレセンで行われた。
キズナは、元気いっぱいに坂路を駆け上がった後、CWコースを1周して締めくくった。佐々木調教師は「すこぶる具合はいい。元気があり過ぎるくらい。走りたくて仕方がないんやろな」と目を細め、「雨が降っても大丈夫。黄菊賞や(仏の)ニエル賞は馬場が悪かったからね。ペースが遅くなりそうだけど、フランスで超スローを経験しているから」と自信を持って送り出す。
エピファネイアは坂路で4ハロン68秒0-15秒5としまいを伸ばした。鈴木助手は「落ち着きがある中で、適度に気持ちも乗って、競馬前としてはちょうどいい感じ。こっちが動かさなくても、ストライドを伸ばしていた。昨秋のいい状態にだいぶ近づいていると思う」と好感触を伝える。
メイショウマンボは、CWコースをキャンターで1周半。塩見助手は「いい感じで走れてましたね。去年の秋と比べて筋肉量は落ちているけど、十分に乗り込んできて動ける体にはなっています。相手が相手なんで気楽な立場。どこまで抵抗してくれるか、楽しみですね」と語った。
ショウナンマイティは、Eコースを2周して体をほぐした。梅田智調教師は「いろいろ考えながらやれることをやってきたけど、速いところにいくと“あれっ”という感じ。あとは競馬にいってみないと分からない」と、最後までトーンは上がらなかった。
カレンミロティックは、坂路を軽快に駆け上がった。高阪助手は「息づかいも行きっぷりもよかった。今週の追い切りで51秒台を出して、ビシッと仕上がった。道悪はさっぱりなので、(雨予報だが)何とか馬場が乾いてほしい」と願いを込めた。