
ブルージェイズ-ヤンキース(4日、トロント)米大リーグ、ヤンキースの田中将大投手(25)が、敵地トロントでのブルージェイズ戦に先発し、メジャーデビューを果たした。勝てば日米通算100勝を達成する。
田中はオープン戦5試合で計21回を投げ、防御率2・14と安定した成績を残した。2度の本塁打王に輝いたバティスタ、昨季36本塁打のエンカーナシオンら強打を誇るブ軍打線にマー君が挑む。
一回に2点の援護をもらった田中がついにメジャーのマウンドに立った。1番の左打者カブレラに対する記念すべきメジャー第1球。真ん中低めへ149キロ真っすぐをズバッと投げ込んだ。だが、3球目の高めに抜けた138キロのスプリットを右中間越えに運ばれる先頭打者本塁打を浴びた。
それでも2番ラスマスを1球で一ゴロに仕留めると、ブ軍の誇る3番バティスタを外角138キロのスライダーで見逃し、4番エンカーナシオンは138キロで空振りと2者連続三振に斬った。
2014年F1第3戦バーレーンGPのフリー走行2回目は、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムをマークした。ケータハムの小林可夢偉は21番手で初日を終えている。
今回が初のナイトレース開催となるバーレーンGPのフリー走行2回目は予選、決勝と同じ18時(現地時間)からスタート。日没を過ぎたサーキットは気温は22度、路面温度27度と、FP1から10度以上も温度を下げた。
セッションは、スタート直後から各車とも連続周回に入っていき、開始10分過ぎには好調メルセデスのハミルトンとニコ・ロズベルグが1分36秒台のタイムで早くも1-2態勢に持ち込み、3番手にフェラーリのフェルナンド・アロンソが続く展開となった。
少し遅れて合流したレッドブルは、セバスチャン・ベッテルが2速と3速のダウンシフトに違和感を訴えるが、深刻なトラブルとはならず。一方、ウイリアムズの2台はコースコンディションの向上までガレージで待機する戦略をとり、1時間近くはコースインしなかった。
開始から30分が経つと、フォース・インディアのセルジオ・ペレスを皮切りに各車がソフトタイヤへとスイッチする。しかし、ここでも速さを見せたメルセデスはハミルトンが1分34秒325で再びトップに立ち、2番手ロズベルグに続いたアロンソとの差を1秒以上に広げた。
セッションが折り返してからは各車ともロングランに移っていったが、メルセデスのペースは相変わらずライバルの追随を許さず。同じソフトタイヤではフォース・インディアのニコ・ヒュルケンベルグやレッドブルのダニエル・リカルドらがまずまずのペースを見せた。
前戦3位のベッテルは、フェラーリのキミ・ライコネンらと同様ミディアムタイヤで多くを周回。セッション終盤に13周を走ったフェリペ・マッサは5番手タイムをマークしたが、最後までアタックらしいアタックは行わず。チームメイトのバルテッリ・ボッタスもわずか9周と最後まで手の内を見せなかった。
結局トップ3はFP1と変わらずハミルトン、ロズベルグ、アロンソとなり、4番手にリカルド。マッサの後にはマクラーレンのジェンソン・バトン、ベッテル、ダニール・クビアトと続き、フェラーリのライコネンは14番手でセッションを終えた。
ケータハムの2台は、セッション中盤までミディアムタイヤで走行を続けるなど序盤から周回数を重ね、可夢偉がトータル33周。マーカス・エリクソンは残り5分のところでストップしたものの30周を走行。順位としてはマルシャの後ろ21番手と22番手に終わったが、明日以降に向けたデータ収集に成果をあげた。
25周前後を重ねたロータスは、ロマン・グロージャンがエンジンのミスファイア、パストール・マルドナドはフロアを外した作業が行われるなどトラブルを経験。ザウバーのエイドリアン・スーティルとマルシャのマックス・チルトンはコース上でセッションを終えている。
[オートスポーツweb 2014年04月05日]
静岡県の葛城GC山名コースで開催されている国内女子ツアー「ヤマハレディースオープン葛城」の2日目。「72」でプレーし通算3アンダー、6位タイで決勝に進んだキム・ヒョージュ(韓国)が、珍しく、そして幸運なルールのハプニングに巻き込まれた。
「ヤマハレディースオープン葛城」フォトギャラリー
「え?いったいどういうこと?」―。グリーンを取り囲むギャラリーが、互いの顔を見合わせたシーンは、風が一層強くなった午後2時過ぎのプレー中。6番パー4で、キムが約50センチのパーパットに入ろうとした時だった。グリーン上のマークを手に取り、ボールをセット。するとアドレスに入ろうとする前に、フォローの突風を受けたボールが転がり出し、なんとそのままカップの中に沈んでしまった。
キムはその場で、競技委員を呼びゴルフ規則に基づくルールを確認。ゴルフ規則裁定集(第3章20-3d/1)では、球をリプレースしてボールが止まったあとで、アドレスしようとしたときに、その球が転がってカップに入った場合は、前のストロークでホールアウトしたものとみなされる。つまりリプレースした時点でボールはインプレーになり、前の一打が続行され、「入れたらパー」の状況から、「打たずしてバーディ」が記録されたというわけだ。
「マークを取って、構えようとしてボールを見ていたら『ボールが動いてる!』って言ったんです。そうしたら、そのまま入っちゃって!私はルールではバーディになるはずと知っていましたが、競技委員の方が2人いらっしゃったのでお話ししました」。
もともと同コースの6番グリーンは風が特に抜けやすく、一旦は静止したボールが動く可能性も高いことから、選手たちの処置に備え、LPGAはこの午後に予め競技委員を配置していた。しかしまさか入ってしまうとは・・・。試合後も複数の競技委員が「見たことがありません。おそらく初めてのケースでは」と声を揃えた。
キムは2012年の「サントリーレディースオープン」で、16歳332日の日本女子ツアー最年少優勝記録を樹立した韓国の逸材。だが「こんなことは初めてです!」と驚かずにはいられない。この日は2つのダブルボギーがあったが、このラッキーバーディも含む4バーディでイーブンパーラウンド。「ラッキーが明日も続くといい?いやいや、最終日まで続いてくれたら」と笑顔いっぱいに、首位と3打差で迎える決勝ラウンドを心待ちにした。(静岡県袋井市/桂川洋一)
【ゴルフ規則裁定集 第3章 プレーについての規則】 ※JGAホームページより抜粋
◎救済とその処置
規則20 球の拾い上げ、ドロップとプレース;誤所からのプレー
・止まらない球
20-3d/1:プレースした球が、転がってホールに入る
<質問>:プレーヤーAが自分の球をパッティンググリーン上でホールから3フィートの所にリプレースして球にアドレスしようとしたときに、その球が転がってホールに入った。この場合、球はもう一度リプレースすべきか、それともAは前のストロークでホールアウトしたものとみなされるか。
<回答>:球をリプレースしたときに、その球が置かれた箇所に止まったあとで転がり始めたかどうかによって回答は異なる。球が置かれた箇所に止まったのであれば、Aは前のストロークでホールアウトしたものとみなされるが、止まらなかったのであれば、Aはその球をリプレースしなければならない(規則20-3d)。しかしながら、球を拾い上げた時に球がホールのふちにかかっている場合は、規則16-2の規定が規則20-3dに優先する。(1996年改訂、2004年改訂)