
世界選手権第1日(26日、さいたまスーパーアリーナ)男子ショートプログラム(SP)が行われ29番に登場した羽生結弦(19)=ANA=は冒頭の4回転ジャンプで転倒するなど、ミスが響き91.24点で3位発進した。ソチ五輪で5位入賞した町田樹(24)=関西大学=は、SPでの自己ベストを更新する98.21点で首位に立った。25番目に登場した小塚崇彦(25)=トヨタ自動車=は85.54点で6位だった。
静寂を金切り声が切り裂いた。「ユヅ、愛してるっ~」。女性ファンの叫びがこだました後、ゲイリー・ムーアの『パリの散歩道』が流れ出す。哀愁漂うエレキギターに身を委ねた羽生は、冒頭の4回転トーループで派手に転倒した。
「4回転トーループの失敗は悔しい。ちょっとした過信、気の緩みがあった」
練習リンク観覧でも有料措置が実施される熱気ぶり。プラチナチケットを手にした1万8000人超満員のスタンドからは、絶叫にも似た黄色い歓声が飛んだ。その重圧がのしかかり、ソチ五輪でたたきだした世界最高得点101・45点を10点以上下回った。
町田だけでなく、ともにブライアン・オーサー氏(カナダ)に師事するハビエル・フェルナンデス(スペイン)にも後れを取る3位発進。「きょうはきょう。あさってはあさって」と28日のフリーへ頭を切り替えた。
アマチュア世界最速のカートレーサーを決するレッドブルの世界大会『レッドブル・カートファイト』。2015年春に行われるワールドファイナルに向けた第1次予選が、今年の6月から開催されることになり、4月1日から参加受付が始まる。
レッドブルの開催しているレッドブル・カートファイトは、アマチュアのカートレーサーのみで争われる大会で、各国を制した代表選手がワールドファイナルに進出、アマチュア最速の座をかけて戦うことになる。日本では、12年に当時13歳だった澤田真治選手がワールドファイナルで世界一の称号を獲得。また、昨年のジャパンファイナルを制した久保誠選手は、今年4月26日にオーストリアのレッドブルリンクで開催されるワールドファイナルに臨むことになっている。
そんな中、今年の4月1日からは、15年春に開催されるワールドファイナルへの第一歩とも言える、第1次予選の参加申し込みが始まる。今年の第1次予選は、6月1日~15日の期間で、東北地区から九州地区までの各地のサーキットで開催。ここを勝ち上がった選手は7月から全国4カ所で行われる第2次予選に進出し、第2次予選を勝ち抜いた24名が今年10月のジャパンファイナルに名を連ねることになる。
ジャパンファイナルは、2次予選を勝ち上がった24名に、昨年のジャパンファイナルを制した久保選手を加えた25名で展開。このレースの勝者が日本代表として来年春のワールドファイナル挑戦権を得る。
そんな今季のレッドブル・カートファイトの募集要項が現在公開されている。ここでは、ワールドファイナルまでの大まかなスケジュールや、予選の開催サーキット、そして参加資格などが掲載されており、参加を検討されている方は必見。詳細はレッドブル・カートファイト公式サイト(http://www.redbull.com/jp/ja/motorsports/events/1331641235288/rbkfjp14)でチェックしてみよう。
[オートスポーツweb 2014年03月26日]
「フィギュアスケート世界選手権・男子SP」(26日、さいたまSA)
“氷上の哲学者”が、世界王者に王手を懸けた。ソチ五輪5位の町田樹(関大)が、パーフェクトな演技で世界歴代3位の98・21点をマーク。五輪王者羽生らを抑え、首位発進を決めた。
演技後は派手なガッツポーズはなく、ひざまづいたまま手を広げ誇らしげに胸を張った。
SP「エデンの東」は“ティムシェル(自分の道は自分で切り開く)”をテーマに磨き上げてきた作品。「得点より、この舞台でこの演技ができて心からうれしい。町田樹史上最高傑作を最高傑作の形でお届けできた」。
ただ、優勝の懸かる28日のフリーに向け「得点もこの幸せな気持ちも、ここ(インタビュールーム)を出たら一切捨てる」と、表情を引き締めた。