
すさみ町は、来年9月26日開幕の「紀の国わかやま国体」に合わせて開通が見込まれる近畿自動車道紀勢線の同町江住のすさみインターチェンジ(IC、仮称)までの延伸に合わせ、同ICの出口付近に「道の駅」を設置し、町内にある「エビとカニの水族館」も誘致することを決めた。来年9月末の完成を目指す。
道の駅は、国道42号と同ICを結ぶアクセス道路近くにある旧町立江住中学校跡地に建設。敷地面積約8800平方メートルで、フードコートや地場産品直売所などがある鉄骨平屋建て約1千平方メートルの施設を建設する。大型車9台、普通車60台収容の駐車場も整備する。
一方、同町江住の日本童謡の園にある「エビとカニの水族館」は、同中体育館を改修して移転させる予定。同館は平成11年に南紀熊野体験博に合わせてオープン。同町沖などで捕獲したエビとカニなどの甲殻類を専門に展示している。
同館は昨年冬、全国で相次いだ食材の虚偽表示問題を受け、「わかるかな? エビの偽装」とのタイトルで、姿がそっくりのクルマエビとクマエビを比較展示するなどユニークな企画で知られている。
道の駅整備について町は、今年度当初予算に同中校舎の解体費や設計費などとして7260万円を計上、今夏から校舎の解体や造成に着手。冬にも道の駅の建設を始める。