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ベトナム市場攻防戦:バイクは「中国、総崩れ」状態で日本の天下に - にゅーすめぢから

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2026.03.24|コメント(-)トラックバック(-)

ベトナム市場攻防戦:バイクは「中国、総崩れ」状態で日本の天下に

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 中国の経済誌「中国経済週間」は26日付で、経済における中越関係を特集記事を発表した。中国は10年連続でベトナムにとって最大の貿易相手国だが、ベトナム市場における中国ブランドの伸びが順調とはかぎらない。典型的なのがオートバイで、一時はベトナム市場を席巻した中国ブランドのバイクは、中国企業間の過当な価格競争などで自滅。現在は「日本のバイクの天下」という。

 ベトナムが世界貿易機関(WTO)に加盟したのが2007年、国際的な金融危機の勃発は08年だった。そのため、ベトナムは外資優遇政策を次々に打ち出した。労働力が低廉であったことから、中国企業は次々にベトナムに進出。07年までにはっ中国企業400社以上がベトナムに進出したとのデータもある。

 過去10年間、中国はベトナムにとっての最大の貿易相手国だった。中国は現在、ベトナムにとっての最大輸入相手であり、四大輸出先のひとつだ。

 投資先としてのベトナムの魅力のひとつに、工業原料の安さがあるという。アルコール、石炭、水などはすべて中国よりも安価だ。さらに、環境保護についての規則が少ないことも企業にとっては“魅力”だ。ただし、ベトナムでも最近、深刻な重金属汚染が発生しているなど、汚染問題は深刻化しつつある。

 ベトナムに進出した中国系企業の団体「中国越南商会」の会員企業は113社だ。目立つのが、建設企業の多さ(26社)だ。中国企業は水力発電、火力発電、セメント工場、化学工場建設などで強みを発揮したという。

 家電分野でも健闘している。TCLが1999年、美的(Midea)が2007年、蘇泊爾(Supor)が08年に進出した。韓国のサムソンはLG、日本のサンヨー、東芝、パナソニック、シャープなども前後して、ベトナムに工場を設立した。

 家電製品はベトナムにおいて「中国の名刺」と言える分野になった。同国では小型家電市場の成長率が2013年には13%と、「高度成長」が続いている。扇風機、アイロン、電子レンジなど、中国製品は安価で申し分のない品質として評価されているという。

 一方、中国企業にとって惨憺(さんたん)たる状況なのがオートバイだ。最初はよかった。中国のバイクメーカーがベトナムへの進出を始めたのは1999年。当初は韓国ブランドのバイクより700ドル、日本のバイクよりは1200-1500ドルも安い中国バイクがベトナム市場を席巻。一時はシェアを80%にまで伸ばした。

 中国ブランドの、隆〓、力帆、宗申、嘉陵などのバイクがベトナムの都市の大通りから横町まで、さらに農村部まであふれかえったという。(〓は「品」の「口」の場所に「金」)

 あまりにも容易に成功したのが悪かったのかもしれないという。中国系企業の間でシェア独占を狙って、異常な価格引き下げ競争が発生した。1台530-550ドルだった中国製バイクの価格は400-450ドル程度になった。300-350ドル程度に落ち込んだ場合もある。

 コスト削減の目途が立ったうえの値下げ競争ではなかったので、たちまち利益を指せなくなった。中国のオートバイメーカーは赤字を出すようになりベトナム市場から撤退。2003年ごろからは日本ブランドのバイクが復活し、市場を奪還(解説参照)。

 現在の市場シェアはホンダが6割、ヤマハが2割程度。さらに1割程度以下だが台湾のSYM、イタリアのピアッジオなどが続いている。

 「中国経済週間」は、5月13日に発生した中国企業や中国人を標的にした大規模な暴動を紹介した。しかし、同問題を除いても、ベトナムにおける労使関係は、このところずっと緊張状態だったという。

 企業がベトナムに進出するにあたっては、人件費の安さも多くの魅力だ。しかし物価の上昇に比べて給与水準の伸びが限定的であるため、人々の生活は苦しくなった。

 それにともない、労働者の道徳観も低落。職場における会社の物品の盗難も多発するようになった。盗んだ者が判明して処罰しようとしても、会社側が対応を間違えると、労働争議に発展してしまうという。

 ベトナム商工会が2010年3月に発表した労使関係についてのリポートによると、1995年から2010年までに、ベトナムではストライキなどが4000件発生し、増加傾向にある。ストライキの7割以上は外資系企業で発生している。

 地域別では8割が南部の重点経済区で発生。5月13日に大規模な「反中企業打ちこわし」が発生した地域と重なっているという。

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◆解説◆
 中国ブランドのバイクの場合、品質に問題があり故障が多発すると、ベトナムの人が気づき始めたことも、「市場から見放される」大きな原因になった。日本製バイクは「多少高くても、結局は得」と、ベトナムの消費者の支持を改めて獲得することができたとされる。

 日本製バイクと言っても、ベトナムで大いに売れているのはホンダの「スーパーカブ」のような、低価格モデルだ。通勤や買い物、商売のための移動など、多くの場合「生活の足」として利用されている。(編集担当:如月隼人)



引用:ベトナム市場攻防戦:バイクは「中国、総崩れ」状態で日本の天下に



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2014.05.27|コメント(-)トラックバック(-)
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