
注目の進退は、「来季を休養」という形での事実上の先送りで、いったん落ち着いた。「一日一日を精いっぱいやってきた」という達成感の中での休養宣言だった。
浅田は昨年4月にソチ五輪シーズン限りでの引退を示唆。このとき、「ファンにもそういう中で一緒に応援してもらえればうれしい」と語っていた。“ラストダンス”へカウントダウンをファンとともに-。そんな思いで五輪まで戦った。
「集大成」として臨んだ今季だったが、腰痛に苦しんだ。さらに「体が疲れやすくなった」と酷使してきた肉体は悲鳴を上げつつあった。この日の会見でも「試合でたくさんの重圧があったし、練習でもすごく集中して心にも体にも負担になっていた。休みが必要と感じた」と打ち明けた。ソチ五輪は6位に終わったが、3月の世界選手権はショートプログラム(SP)で世界歴代最高得点をマークして優勝するなど、実力的な衰えは見えない。
実際、2010年バンクーバー五輪で金メダルを獲得し、休養を挟んで復帰してソチ五輪で銀メダルを手にしたライバルの金妍児(韓国)をはじめ、世界のトップ選手の多くも休養をうまく活用して調整している。
立ち止まることなく走り続けた23歳はまずは大学に復学し「やるべきことをやっていく」と話す。その先にある決断が復帰でも、引退でも、視野を広げる有意義な充電期間になることを、ファンも望んでいるはずだ。(田中充)
バルセロナFWリオネル・メッシが、同クラブに残留する意思を再度示した。
17日のリーガエスパニョーラ最終節アトレティコ・マドリー戦で、無気力なプレーを見せたとファンからブーイングを浴びたメッシ。それによって退団の噂も生じることになったが、選手本人は中国のSNSで残留の意思を強調している。
「これまで行ってきたように、自分のホームで続けることに大きな幸せを感じている」
アルゼンチン代表FWは一方で、ファンからの愛情が途切れる場合に、退団の可能性もあることもほのめかした。
「自分の将来を決定付けるのはバルセロナの人々だが、僕はいつだって残ることを選択する。彼らから、これまでと同じ愛情を受け続ける限りはね。そうでなければ、解決法を探すよ。いつだって、このクラブにとって最善のことをしたいからね」
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大相撲夏場所9日目(19日、両国国技館)横綱白鵬は平幕遠藤を押し出しで下し、ただ1人全勝を守った。白鵬を1敗で追う大関稀勢の里は新小結嘉風を寄り倒し、平幕勢は安美錦を突き落とし、ともに1敗をキープ。9日目で勝ち越しを決めた。前日、立ち合いの変化に館内から大ブーイングを浴びた新横綱鶴竜は、関脇栃煌山にはたき込みで敗れた。横綱日馬富士は平幕松鳳山を寄り切って7勝目を挙げた。
白鵬の気迫の相撲を前にホープ遠藤もなすすべがなかった。立ち合いで白鵬に頭から当たった遠藤は、左まわしを取りに行こうとするも取らせてもらえず。白鵬は遠藤の両腕の動きを封じ込めると、力勝負とばかりに一気に遠藤を土俵外まで押し出した。白鵬の勢いは鋭く、遠藤に覆いかぶさるように白鵬自らも土俵下へ倒れ込んだ。先場所もわずか2秒9で送り倒しで敗れた遠藤、今場所も完敗だった。