「4番不在」が思わぬしわ寄せになるかもしれない。
15日の西武戦で、日本ハムの中田翔(25)が今季初のスタメン落ち。ヒザの慢性的な痛みに悩まされ、ここ数試合はDH出場が続いていた。
とはいえ、中田がここ2年間でスタメン落ちしたのは昨季、死球で骨折した時くらいのもの。12年も不調やケガに苦しめられながら、シーズン144試合に出場。CSと日本シリーズも含めて全試合に出場している。
中田を一人前の4番に育てるのは球団と栗山監督の間で一致している方針。それを曲げてまで休ませるのだから、ヒザの状態はよほど悪いのだろう。
リーグ最多56打点の4番がいなければ、チームの得点力は半減しかねない。となれば、出番が増えそうなのが「打者」としての大谷翔平(20)だ。なにせ、1試合にホームランを2本も打つ強打者。いくら今季が投手優先とはいえ、打線のことを考えれば使わない手はないし、そもそも栗山監督がどこまで我慢できるか。
この日は1点ビハインドの九回裏2死から中田を代打出場させるという苦肉の策も、右飛に倒れゲームセット。もし、16日が登板日でなければ、それこそ大谷を代打に送りたかったに違いない。
4番の故障で負担増が懸念される大谷。揃ってパンクなんてことにならなきゃいいけど……。
日刊ゲンダイ
チェルシーFWデンバ・バが、ベジクタシュへの移籍に迫っているようだ。
チェルシーは15日、FWジエゴ・コスタの加入を正式に発表した。そこで、バの移籍も前進するかもしれない。
『NTVスポル』に対するフィクメト・オルマン会長のコメントを、イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。
「デンバ・バは優れた選手だ。彼を連れてくるために、長い間チェルシーと交渉してきた。会談は続いている。チェルシーは最初、1000万ポンドを要求していた。しかし、我々は納得できる額まで交渉した。最終決定したら、メディアに伝えることになる」
バは2013年1月にチェルシーに加入。大事な場面でゴールを奪うこともあったが、ベンチで過ごす時間が多かった。
(C)Goal.com
今秋ドラフト候補の済美・安楽智大投手(3年)が愛媛大会・1回戦の三島戦に「4番・投手」で先発。
10球団28人のスカウトが見守る前で五回にこの日最速の146キロを計測するなど、5安打7奪三振2四死球で完封した。
「嬉しいという気持ちが強い。ピンチの場面でも自分が抑える気持ちで投げた。どんな投球でも泥臭く勝ちにこだわりたい」
試合は九回に8点を挙げた済美が8-0で勝利した。
済美は22日の2回戦で新居浜東-伯方の勝者と対戦する。