マツダオールスターゲーム第2戦(19日、全セ-全パ、甲子園)7点ビハインドの八回、先頭の全セ・堂林翔太内野手(22)=広島=が、福山(楽天)から左翼へソロを放った。インタビュー席に呼ばれた堂林は、大先輩、前田智徳氏のインタビューを前に終始“ど緊張”。声も小さくなり、受け答えもしどろもどろだった。
福山の初球143キロ直球を左翼スタンドへ放り込んだ堂林は、インタビュー席に笑顔で入り、前田氏の顔を見るなり緊張した面持ちに一変。前田氏から「よかったですね、ホームラン打てて」と声をかけられると、「そうですね。シーズンにない当たりが…」と笑顔になるも、前田氏から「シーズンになかったですね」と返され、表情がひきつった。
後半戦へ「きっかけにしたい」と話した堂林に、前田氏は「高校時代は甲子園で何発もホームランを…。一発ですか。申し訳ございません。勉強不足で」と一礼。これにはさらに恐縮。前田氏のいじりに、堂林の声も次第に小さくなっていく。最後は「がんばります」とか細い声で答え、席を後にした。
2014年F1第10戦ドイツGPは19日(現地時間)、ホッケンハイムリンクで公式予選が行われ、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグが今シーズン5回目、通算9回目となるポールポジションを獲得した。ケータハムの小林可夢偉は20番手に終わった。
1/N.ロズベルグ/メルセデス/1'16''540
2/V.ボッタス/ウイリアムズ/1'16''759
3/F.マッサ/ウイリアムズ/1'17''078
4/K.マグヌッセン/マクラーレン/1'17''214
5/D.リカルド/レッドブル/1'17''273
6/S.ベッテル/レッドブル/1'17''577
7/F.アロンソ/フェラーリ/1'17''649
8/D.クビアト/トロロッソ/1'17''965
9/N.ヒュルケンベルグ/Fインディア/1'18''014
10/S.ペレス/Fインディア/1'18''035
11/J.バトン/マクラーレン/1'18''193
12/K.ライコネン/フェラーリ/1'18''273
13/J-E.ベルニュ/トロロッソ/1'18''285
14/E.グティエレス/ザウバー/1'18''787
15/R.グロージャン/ロータス/1'18''983
16/L.ハミルトン/メルセデス/1'18''683
17/A.スーティル/ザウバー/1'19''142
18/J.ビアンキ/マルシャ/1'19''676
19/P.マルドナド/ロータス/1'20''195
20/小林可夢偉/ケータハム/1'20''408
21/M.チルトン/マルシャ/1'20''489
22/M.エリクソン/ケータハム
※ハミルトンはQ2ノータイム。エリクソンはQ1出走できず。
[オートスポーツweb 2014年07月19日]
2012年の「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」でツアー初優勝を果たした木戸愛が、思い出の舞台で快調にスコアを伸ばした。3アンダー14位タイでスタートすると、7番からの3連続を含む7バーディ、2ボギー。通算8アンダーまでスコアを伸ばして首位と4打差の7位タイに浮上した。
女子プロも、人気モデルも!サマンサタバサレディースフォトギャラリー
今季は国内メジャー初戦「ワールドレディスサロンパスカップ」から3試合連続で予選落ちを喫するなど調子を落とす時期もあったが、2週前に行われた「日医工女子オープン」では4位タイに入り、上向きになってきた。
その理由を「今季からスイングを見ていただいている芹澤(信雄)さんのおかげです」と話す木戸。前週のオープンウィークは現在木戸と並び7位につける西山ゆかり、男子の宮本勝昌らと3日間のミニ合宿を敢行した。「ショートゲームを中心に見てもらいました。私は(手首の)コックを使ったアプローチをすることが多かったので、ノーコックをベースに教えていただきました」。早速試合で活用し、パーセーブにつなげている。
「あとは気持ちの面ですね。(芹澤さんから)明るく楽しみながら真剣にゴルフをしなさいって言われました」。精神面でのアドバイスも受けて、今週を迎えた。その教えを忠実に守り「今週は楽しくできています」と笑顔も多い。
2年ぶりの大会制覇に向けて会場入りした木戸は「ラウンド前に、ここで勝ったんだとか思い出しました。やっぱり、コースのイメージは良いです。グリーンも読みやすいし、決め打ちができているのでスコアにつながっていると思います」と、気分良くスコアを伸ばしてきた。
バーディ量産も可能なコースだけに首位との4打差も逆転不可能な数字ではない。“楽しみながら-”を貫いて、2年ぶりの優勝をつかみ取ることはできるか。(茨城県阿見町/本橋英治)