<日医工女子オープンゴルフトーナメント 最終日◇6日◇八尾カントリークラブ(6,454ヤード・パー72)>
100枚を超える写真で「日医工レディス」の最終日を振り返る
富山県にある八尾カントリークラブを舞台に開催された国内女子ツアー「日医工女子オープンゴルフトーナメント」の最終日。6アンダーの7位タイからスタートした堀奈津佳は5バーディ・1ボギーの“68”でスコアを4つ伸ばし通算10アンダー、4位タイで大会を終えた。
この日、堀は前半3バーディ・ノーボギーで3つ伸ばして折り返すと、バックナインでは14番でバーディ。続く16番でボギーを叩き一歩後退するも最終18番では3打目をピン横2メートルのバーディチャンスにつける。最後はじっくりラインを読みカップにねじ込んだ。バーディフィニッシュで最後にスコアを1つ伸ばした堀はトータル11アンダーでホールアウトした。
先週の「アース・モンダミンカップ」は、順位こそ50位タイだったものの、最後にバーディを決めていい形で4日間大会を終えた堀。そして今週は妹の堀琴音がアマチュアながらチャレンジツアーを優勝し、「私も頑張らなきゃという思い」と気合が入った。そんな中で迎えた今大会。堀は3日間でボギー2つと終始安定したプレーを披露し4位タイに食い込んだ。しかしそれは好調というわけではなく、ピンチでも気持ちを切り替え冷静にプレーに徹したことが奏功した。
そんな堀は今日7月6日が22歳の誕生日。22歳になったばかりの堀「少しずつ成長していきたいです。そしてもっとゴルファーとして強くなって、ゴルフを見て楽しかったと言われるようになれたら」と抱負を語った。
そして来週はホステス大会である「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」が控える。昨年大会は吉田弓美子がトータル16アンダーで優勝と例年バーディ合戦となる同大会。今年も同様にバーディ合戦が予想される。その事は堀も想定しており「例年通りバーディ合戦になると思う。ここと同じでしっかり攻めて行きたい」と今週の攻めのゴルフを継続していく構えだ。先週から続くいい流れをさらに加速させて、ホステス大会で今季初優勝に挑む。
(撮影:ALBA)<ゴルフ情報ALBA.Net>
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[7.6 Fリーグ2014/15第3節 町田6-2名古屋 町田市総合]
Fリーグは6日に第3節を各地で行い、町田市総合体育館では、ペスカドーラ町田と名古屋オーシャンズが対戦した。2点を先行した町田は、名古屋の反撃を1点に抑えて前半を折り返す。後半も追加点を挙げた町田は、パワープレー返しからも追加点を挙げて名古屋を6-2で下し、開幕戦からの無敗(1勝2分)をキープ。8連覇を目指す名古屋は、3節にして今季初黒星を喫した。
開幕から2試合スコアレスドローの町田だったが、前半3分に左サイドからFP永島俊が見事なゴールを決める。3試合目にして挙げたシーズン初ゴールで先制すると、同8分にもゴール前でつないだボールを横江がシュート。これはGK篠田龍馬にセーブされたが、これで得たCKからFP篠崎隆樹がシュートを放つと、GK篠田が後ろに逸らしてしまい、町田が2点目を挙げた。
選手たちを落ち着かせたい名古屋のビクトル・アコスタ監督は、9分にタイムアウトを取る。試合再開後、FPシンビーニャが独力でシュートまで持ち込むが、その後はGKイゴールに信頼を寄せて、飛び込まない守備を見せる町田を攻めあぐねる。逆にボールを奪ってからの速攻を狙う町田は、11分にも敵陣にボールを運び、ゴール前で数的優位をつくると、FP藤井健太が決定機を迎えたが、シュートを左に外してしまった。
圧倒的に押し込む名古屋は、前半14分にFP前純内マティアス・エルナンが足を滑らせたFP横江怜を振り切りシュート。これで得たCKから、わずかなパスコースを通して中央に折り返すと、FP森岡薫が左足のボレーシュートを突きさして、名古屋が1点差に詰め寄った。
懸命に耐える町田は19分、名古屋のハイプレスをかいくぐると、FP金山友紀からのパスを受けたFP森谷優太が、GK篠田が飛び出して無人になったゴールにループシュートを放ったが、カバーに入った名古屋のFPにクリアーされて得点はできない。それでも、このまま町田が1点をリードして前半を折り返した。
後半3分に町田は、速攻から追加点を挙げる。FP横江怜が自陣からボールを運ぶと右のFP狩野新にパスを出す。狩野が縦に仕掛けてFP白方秀和を振り切って折り返すと、走り込んだ横江がシュートを決めて再び町田が2点差にリードを広げた。
ボールを持つ名古屋だが、なかなかシュートを打たせてもらえない。対する町田は手数と人数を掛けないシンプルな攻めからシュートに持っていく。名古屋も12分にCKから森岡がシュート。体を投げ出した金山に当たってコースが変わり、GKイゴールの逆を突く形になったが、わずかに右へ逸れて行った。
後半15分、町田は中盤でFP出浦知弘がボールを奪うと、横江とスイッチ。横江がドリブルでボールを運ぶと、緩急を付けて縦に仕掛ける。DFを振り切り、GK篠田と1対1になると、倒れ込みながらつま先でシュートをゴールに流し込んだ。
3点差になりタイムアウトを取った名古屋は、FPペドロ・コスタをGKにパワープレーを仕掛ける。その直後にゴール前でFP吉川智貴がフリーになったが、シュートミスして決定機を逸してしまう。同17分にはFP前純内マティアス・エルナンのシュートがDFに当たってゴールに決まり、名古屋が再び2点差に詰め寄った。
しかし、町田は17分にGKイゴールのスローに、最前線まで駆け抜けた金山が飛び込む。ボールはゴールに入ると、審判は金山の頭に触れたと判定し、町田のパワープレー返しが認められた。
名古屋もパワープレーから町田ゴールに圧力を掛けるが、最後まで集中を切らさない町田の守備を破ることはできない。逆に19分には、FP藤井健太がパワープレー返しを決めて、4点差とする。このまま試合は終了し、町田が6-2で名古屋から勝利を挙げた。
ペスカドーラ町田 5-2(前半2-1) 名古屋オーシャンズ
[町]永島俊(3分)、篠崎隆樹(8分)、横江怜2(23分、35分)、金山友紀(37分)、藤井健太(40分)
[名]森岡薫(14分)、前純内マティアス・エルナン(37分)