欧州サッカー連盟(UEFA)は18日、欧州チャンピオンズリーグ3回戦の組み合わせ抽選を行った。3回戦からの出場となる日本代表GK川島永嗣の所属するスタンダール・リエージュ(ベルギー)はパナシナイコス(ギリシャ)と対戦する。第1戦は29日か30日、第2戦は8月5日か6日。スタンダールは先にホームで戦う。
ヨーロッパリーグ(EL)3回戦の組み合わせ抽選会も行われ、日本代表FW岡崎慎司の所属するマインツ(ドイツ)はロバニエミ(フィンランド)とアステラス・ロリポリス(ギリシャ)の勝者との対戦が決定。FW久保裕也の所属するヤング・ボーイズ(スイス)はエルミス・アラディプ(キプロス)と対戦する。第1戦は31日、第2戦は8月7日に行う。
17日に長崎県営野球場で行われたフレッシュオールスター。プロ野球の次代を担う新人選手中心のこの球宴で、「巨漢選手」が所狭しと暴れ回った。
イースタンの5番に座った「アジャ」ことロッテの井上(25=身長180センチ、体重115キロ)が初回の2点本塁打と八回に放ったこの日2本目となる決勝アーチで最優秀選手(MVP)に輝けば、「おかわり二世」と呼ばれる西武・山川(22=176センチ、105キロ)も初回の同点適時打と第2打席の2ランで優秀選手賞を獲得。ウエスタンから選ばれたもうひとりの優秀選手賞も、2ランを含む2安打を放った「岡山のイ・デホ」ことオリックス・奥浪(18=176センチ、95キロ)が受賞した。
■3年後には一軍定着
今回のフレッシュ球宴では、彼ら以外にもスタメンに名を連ねた西武・森(18=170センチ、80キロ)、広島・美間(20=177センチ、80キロ)ら、お世辞にもアスリート体形とは言えない選手が安打を放つなど存在感を見せた。
プロ野球オールドファンは「巨漢」といえば、現役時代の最高体重が130キロ強だった元南海・香川らを思い浮かべるはずだが、今の巨漢は違う。西武の本家おかわり・中村を筆頭に横の動きが俊敏で足も速い。いわゆる「動ける巨漢」だ。
今回のフレッシュ球宴で賞を取った3選手もそうで、特に奥浪は50メートル走を6秒台前半で走る俊足。それでいて、どっしりとした下半身をフルに生かしたパワーで高校(岡山・創志学園)時代は通算71本塁打を放った。
試合後に行われた表彰式でお立ち台に上がった3選手(井上、山川、奥浪)の合計体重は計315キロ。表彰台が小さく見えたことは言うまでもないが、この日の球宴メンバーは順調にいけば、3年後には一軍に定着しているはずだし、そうでなくてはいけない。巨漢が暴れ回るであろう3年後が楽しみである。
日刊ゲンダイ
ベンフィカからバレンシアに移籍したMFアンドレ・ゴメスが、移籍決定に喜びをあらわにしている。
1年のレンタル契約でバレンシアに加入したA・ゴメス。バレンシアの買収に動いているピーター・リム氏の投資ファンドが同選手の保有権を有していることから、リム氏の買収が決定すれば20歳MFはバレンシアと5年契約を締結することになるようだ。
A・ゴメスは16日にメディカルチェックを無事パスして、17日に入団会見に臨んだ。会見で以下のようにコメントしている。
「僕はとても幸せな時間を過ごしている。チームが最高の力を発揮できるように貢献したい。チームのために全力を尽くせるように願っている。(ジネディーヌ・)ジダンや(マヌエル・)ルイ・コスタが僕のアイドルだった」
「バレンシアは若い選手が成長するのに最適なチームだと思う。僕はまだ成長の段階にいる。監督の考えも理解しなければいけない。目標を達成できて満足しているよ」
ベンフィカ時代のチームメートで、同じくバレンシア加入が間近に迫っていると見られるFWロドリゴについても言及している。
「ロドリゴと話はしたよ。彼がチームに、この素晴らしいプロジェクト加わってくれることを期待している。彼は必ずチームを向上させてくれるだろう」
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