マツダオールスターゲーム第1戦(18日、全パ-全セ、西武ドーム)全セのエルドレッド内野手(34)=広島=は七回に2ランを放つなど、3安打4打点の活躍を見せた。
エルドレッドが痛みに耐えてフルスイングを見せた。七回、二死二塁から全パのクロッタ(日本ハム)の初球、内角152キロのシュートを強振するとファウルになった打球が自らの足を直撃。あまりの衝撃にうずくまって痛がったが、これで火がついたのか。2球目の低め151キロを迷わず振りぬくと、打球は右中間スタンド中段へ一直線。痛みも忘れ笑顔でダイヤモンドを一周した。
三回の第2打席、五回の第3打席にも適時打で打点をあげており、七回にかけたアーチでMVPに大きく近づいた。
イギリスGPで大クラッシュを喫したキミ・ライコネンが、ドイツGPに向けて体調は100パーセントの状態であると語った。
【関連写真】2014年イギリスGP クラッシュしたキミ・ライコネンのフェラーリ
ライコネンはイギリスGPのオープニングラップでコースアウトし、コースに復帰する際にバンプに乗ってコントロールを失い、バリアに激突した。その衝撃は47Gに及んだといわれている。
イギリスGP翌週のテストを欠席してドイツGPに備えたライコネンは、木曜記者会見において、体調は万全であると語った。
あの時何が起きたのか、クラッシュの後遺症はないのか、と聞かれたライコネンは、次のように答えた。
「クラッシュした。皆が見たとおりだ。(後遺症は)ない。少し痛みがあったが、今は全く問題ない」
「(痛みがあったのは足というより)肋骨だった。それでテストに出席しなかった。でももう痛みはなくなった」
100パーセントの状態かと聞かれたライコネンは「そうだ」と答えている。
シルバーストンでのクラッシュより大きなクラッシュを経験したことは今まであったかという質問に対して、ライコネンは「あったと思う」と述べた。
「もうあまり起こってほしくはないことだけど、これはこのスポーツの一部なんだ。もっとずっと低速での事故でありながら大怪我をするケースもよくある」
「ついてなかったというだけのことだ。深刻な事態は何も起こらなかった。これもスポーツの一部だ」
[オートスポーツweb 2014年07月18日]
2014年の国内賞金ランキングで4位につけている成田美寿々が、自身今季2戦目の海外メジャー「全英リコー女子オープン」から帰国早々に、今シーズンの目標を“上方修正”した。
「全英リコー女子オープン」フォトギャラリー
18日(金)に開幕した「サマンサタバサ ガールズコレクション・レディーストーナメント」の初日、6バーディ、ノーボギーの「66」で回り、6アンダーで首位タイに並んだ。「前半戦の最初に立てた目標はすべてクリアした。その波に乗って目標を上方修正した。賞金女王争いで2位を目標にし、来年の『クラフトナビスコ選手権』に出たい」と高らかに宣言した。
成田がシーズン当初に掲げた目標は、「全米女子オープン」と「全英リコー女子オープン」への出場。5月に行われた「全米」の日本地区最終予選をトップで通過し、海外メジャー行きの切符を初めて手にすると、ほどなくして、賞金ランキングの上位から付与される「全英」の出場権も獲得した。
「一番感心したのはパッティング技術の高さ」。「全米」は4日間を戦い切り、55位タイでフィニッシュ。「全英」こそ予選落ちしたものの、同組で回ったモーガン・プレッセル(米国)のパッティングに刺激を受けるなど、大舞台で得られた経験は大きい。
成田は「アイアンショットは世界でも通用すると思った」と自身を評価し、「パッティングやアプローチといったショートゲームを磨けば、世界と戦っていける」と、さらなる鍛錬を誓った。
英国からは今週火曜日の朝に帰国。月曜日には、2年後のリオデジャネイロ五輪で復活するゴルフ競技への出場者を決める「オリンピックゴルフランキング」の詳細が発表され、五輪出場を目指す成田は「ちょっと気合いが入った」状態で、「サマンサタバサ-」に臨んでいるという。
今シーズン「ワールドレディスサロンパスカップ」と「ヨネックスレディス」を制した成田は現在、賞金ランキング4位につける。「サマンサタバサ―」の優勝賞金を獲得できれば、今週出場を見合わせている2位のイ・ボミまで約156万円の差となり、背中が射程に入ってくる。
「グランドスラムできるのはお前しかいない」。父・俊弘さんからは、より高い次元への挑戦を期待される。「グランドスラムは目標にしません」と謙遜しながら、はにかんだが、これからも照準を合わせていくのはあくまで海外メジャー、世界の強豪との戦いだ。(茨城県阿見町/片川望)