
中国軍部が2007年にコンピュータースパイ部隊を設け、外国の政府や防衛・宇宙企業をターゲットにしていることが、セキュリティ会社クラウドストライクの調査で明らかになった。
クラウドストライクはリポートの中で、中国でのハッキング活動が米司法省による訴追対象となった中国軍の将校5人をはるかに超えて大規模に行われていることを詳細に説明した。米司法省が指摘しているように、一部の活動は軍部によって集中的、直接的に指揮されている。
元米当局高官やセキュリティ研究者によると、他のグループは暫定的な防衛請負会社が日中の業務を終えた後に外国のネットワークに侵入するよう試みているようだという。
クラウドストライクのリポートは、衛星技術に関心を持つ中国人民解放軍の上海の総参三部十二局(61486部隊)に焦点を当てている。
一方、オバマ政権が起訴した中国人5人は総参三部二局(61398部隊)に所属している。元米軍将校が運営するアジア専門シンクタンク、プロジェクト2049によると、同部隊は米国、カナダに重点を置いている。
ワシントンの中国大使館はコメント要請に応じていない。
このリポートはまた、米企業が外国のハッカーに関する情報を大量に収集できることにも焦点を当てている。この事例では、ある将校が政府への攻撃に使用されたサイトに登録するため、個人の電子メールアドレスを使っていた。クラウドストライクはこのアドレスを通じて、空の酒瓶や誕生日祝い、将校の前で腕立て伏せを行う若い男性などの画像をオンラインで入手した。
By Danny Yadron