
群馬県のドクターヘリが先月25日から運休している問題で、長野県のドクターヘリが支援のために越境出動していたことが6日までに分かった。群馬県防災ヘリによる代替出動も実施中で、前橋や高崎両市のドクターカーも運航が再開されるまで、要請があれば出動できる態勢を整えているという。【新井哉】
県医務課によると、先月25日にドクターヘリの機体に不具合が発生し、運航を休止。今月8日まで運休が見込まれることから、▽防災ヘリでドクターヘリ的な運用を行う▽栃木県との広域連携協定の対象地域(東毛地域)では栃木県のドクターヘリで対応する―といった対処方針を示していた。
ドクターヘリが運休中の先月26日から今月5日までの間、県防災ヘリによる代替出動は8件、佐久総合病院が基地病院となっている長野県ドクターヘリの越境出動も2件あった。また、ドクターカーによる代替出動は、前橋赤十字病院・前橋市消防局が3件、高崎総合医療センターも1件あったという。
県の担当者は「関係者の協力によって代替手段が確保でき、今のところ大きな問題は生じていない。1日でも早く運航を再開できるようにしたい」と話している。