7月10日、東京・両国国技館で行われたWWEの日本公演『WWE Live』初日。今年の日本公演は両国2Daysに加えて、およそ10年半ぶりとなる大阪公演を含めた真夏の3連戦。初日の両国には天候が悪い中、6178人ものWWEユニバースが駆け付けた。
今回は両国2Daysのみの参戦となるジョン・シナはワイアット・ファミリーのブレイ・ワイアットを相手にWWE世界ヘビー級王座の防衛戦を行った。場内が暗転し、観客のペンライトが照らす中、ルーク・ハーパー、ジョセフ・ルードと共に入場したワイアット。続いてこの日一番の大歓声が沸き上がる中、登場したシナ。
奇襲攻撃を仕掛けていったワイアットにセコンドのハーバーも加勢するが、レフェリーが退場を命じる。1対1の勝負となってもワイアットが優勢に試合を進めていたが、レフェリーにイスを取り上げられたワイアットにシナが必殺のアティテュード・アジャストメント。だが、カウント2でキックアウトしたワイアットは、シナをレフェリーに叩き付けてレフェリーを失神させると、そこにハーバーとルードが乱入。
だが、シナはワイアットのイス攻撃をかわしてルードに誤爆させると、ワイアットにダメ押しのアティテュード・アジャストメントを決めて勝利。シナは日本のWWEユニバースに「キミたちの応援のおかげで王座防衛できたよ」と感謝の言葉を述べた。