ワールドカップ・ブラジル大会の決勝が日本時間14日に行われ、ドイツvs.アルゼンチンの試合は0-0で前半を終えた。
1986年、90年大会に続き決勝では3度目の対決となった両チームの一戦。立ち上がりからボールを支配したドイツに対し、アルゼンチンは激しい守備からリオネル・メッシを中心としたカウンターで対抗する。4分には、ゴンサロ・イグアインがペナルティーエリア内からシュートを放つなど、アルゼンチンが早々にチャンスをつかんだ。
その後は一進一退の攻防が続く。そうした中で最初の決定機を迎えたのはアルゼンチンだった。21分、ドイツのトニ・クロースがヘッドでバックパスを出したところ、それがミスとなり、イグアインがカット。イグアインはGKマヌエル・ノイアーと1対1になったが、シュートはゴール左に外れた。 前半30分には、右サイドからのエセキエル・ラベッシのクロスにイグアインが合わせ、ネットを揺らしたものの、今度はオフサイドを取られる。
一方、ドイツも37分に左サイドを突破したトーマス・ミュラーからの折り返しに、アンドレ・シュールレが右足で狙ったが、ゴールには至らなかった。アディショナルタイムには右CKからベネディクト・ヘーベデスのヘッドがポストを直撃。前半の終盤はドイツが立て続けにチャンスを作ったが、結局均衡を破ることができずに、ハーフタイムを迎えた。