[7.9 ブラジルW杯準決勝 オランダ0-0(PK2-4)アルゼンチン サンパウロ]
準決勝アルゼンチン戦でPK戦の末に敗れたオランダ代表。2大会連続での決勝進出を逃し、悲しみの表情を見せるメンバーがロッカールームに引き上げる中、FWアリエン・ロッベンはスタンドへと足を運んだ。
『ガゼッタ・デロ・スポルト』によると、スタンドではロッベンの3人息子の1人ルカ君が号泣しており、隣にいる母親も慰める事が難しい中、ロッベンは我が子に近寄って声を掛けたようだ。
試合後に取材に応じたロッベンは息子のように涙を見せることはなかったが、「とても辛いね。僕たちは全力を尽くしたし、誰にも責任はないよ。僕たちは一つのチームであり、勝ったときも負けたときも一緒だ。ただ、勝つべきチームがあるならば、それは僕たちだったと思う。優勝することだけが重要だったから、今は3位決定戦にあまり興味を持てないんだ」と悲しみに打ちひしがれていた。
なお、3位決定戦は12日にブラジル代表と行われる。