ヤンキース田中将大が9日(現地時間8日)、敵地で行われたインディアンス戦に先発し、7回途中まで投げて、ともにメジャー移籍後ワーストとなる被安打10、失点5で降板し、4敗目(12勝)を喫した。
初回に2点の援護をもらってマウンドに上がった田中は立ち上がりから早いカウントの球を狙われ、ブラントリーにタイムリーツーベースを打たれて1点を返される。2回に味方が1点を追加すると田中は立ち直りを見せ、3回、4回は3者凡退に抑える。
再び得点を許したのは5回。先頭打者に出塁を許すと、2死三塁から再びブラントリーにタイムリーツーベースを浴びる。6回にも先頭打者にヒットを許すと、続くスウィシャーに逆転弾を打たれる。7回も続投したが、2死走者なしからこの日2本のタイムリーを浴びているブラントリーに14号ソロを右中間スタンドに叩きこまれ、続くサンタナにヒットを許したところで降板した。
試合は5対3でインディアンスがヤンキースを下した。田中は6回3分の2を投げて被安打10、奪三振5、与四球1、球数99、5失点。なお、7番ライトで出場したイチローは4打数1安打だった。