7月12日(木)第12ステージ:ブールカンブレス~サンテティエンヌ(185.5km)
<残り40km>
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残り80kmを切ったところで、メイン集団ではユーロップカーも追走に加わり、先頭集団との差を2分台まで縮めてきた。ブライアン・コカール、ケビン・レザでのスプリント勝利をねらう意図のようだ。
先頭4人は残り47.5km地点の3級山岳の上りに入り、フロリアン・バションとグレゴリー・ラストの2人が遅れ始める。山頂はセバスチャン・ラングフェルト、サイモン・クラークの順で通過した。
残り40kmで、メイン集団は約2分後方。ユーロップカーとジャイアント・シマノが前方を固めている。ここまで遅れているスプリンターはほとんどいないようだ。残る難所は4級山岳ひとつのみだが、最後はゴールスプリント勝負になるのだろうか。
通過順位
残り47.5km(138km)3級山岳:レ・ブロス
セバスチャン・ラングフェルト(ガーミン・シャープ)
サイモン・クラーク(オリカ・グリーンエッジ)
この後の通過ポイントは以下の通り。
残り21.5km(164km)4級山岳:グラモン
ドルトムントは17日、フライブルクからDFマティアス・ギンター(20)を獲得したと発表した。契約期間は2019年6月末までの5年間。背番号は「28」に決定した。
フライブルクの下部組織出身のギンターは、12年にトップチーム昇格。2013-14シーズンはリーグ戦全34試合に先発出場していた。また、12年から2年連続でドイツサッカー連盟から年代別の最優秀選手に選出され、今月14日に閉幕したブラジルW杯のドイツ代表メンバーとして優勝も経験した。
ギンターは「子供の頃からの夢が叶った。僕はずっとドルトムントのファンで、やっとお気に入りのチームのユニフォームを着ることができる。ここで選手として一歩先に進みたいと思っている」と喜びを語り、今後の活躍を誓った。
[写真]DFマッツ・フンメルス(左)とチームメイトになることが決定したギンター
今やエースと呼んでもいいのではないか。
阪神先発メッセンジャーが8回3安打、自己最多タイの13奪三振で8勝目。チームは5カード連続勝ち越し、「落ち着いて、いつものフォームで投げることを意識した」と、この日の投球を振り返った。
昨季の奪三振王(183)は、今季もリーグトップの146奪三振。2位(98)の藤浪を大きく引き離している。和田監督にとってうれしいのは三振の数ではなく投球回数だろう。
メッセは今季19試合で135回3分の1を投げている。1試合平均にすれば7回以上だ。昨季も30試合に登板し、196回3分の1、6完投、3完封はいずれもリーグ最多。2012年も30試合で196回3分の2を投げた。
かつて星野、岡田両監督は、毎年200イニング前後を投げる井川(現オリックス)に対し、中継ぎに負担をかけないスタミナを絶賛していた。これからは気温の上昇とともに投手陣が苦しくなる時季。メッセのような投手は監督としては心強い。
ちなみに、メッセの今季3完封もリーグ最多。シーズン序盤、甲子園での3試合連続完封だった。阪神投手がホームの公式戦で3試合連続完封勝利を挙げたのは、村山実、バッキーに次いで3人目。大投手になれるひとつの条件はクリアしている。
日刊ゲンダイ