パ・リーグは14日、マツダオールスターゲーム2014(18、19日)で、腰の治療のためパの監督を辞退した楽天・星野仙一監督の代わりに、ロッテの伊東勤監督が指揮を執ると発表した。コーチは西武の田辺徳雄、楽天の大久保博元両監督代行が務める。
手術を受けた星野監督が一度は辞退を表明したが、楽天の監督代行が代わったため今月3日にパ側の強い要請で再び指揮を執ると発表。その後、改めて楽天側から辞退が伝えられるなど状況は二転三転していた。パ理事長の村山良雄オリックス球団常務は「指揮は控えた方がいいという(医師の)判断だった。ぎりぎりまで心配をおかけした」と説明した。
一方、伊東監督は星野監督から直接電話で要請を受け「代わりにやらせていただきます」と返答したことを明かしたが、「引き受けざるをえなかった。快く、ではない。順番が違うと思う」と一連の不手際に対する不満を口にした。
<ジョン・ディア・クラシック 最終日◇13日◇TPCディアラン>
米国男子ツアー「ジョン・ディア・クラシック」の最終日。単独首位から出たブライアン・ハーマン(米国)が5つスコアを伸ばしトータル22アンダーで逃げ切り、嬉しいツアー初優勝を挙げた。
ハーマンはこの勝利で17日から英国のロイヤル・リバプールGCで開催される最古のメジャー「全英オープン」の出場権を獲得した。
1打差の2位にはこの日“64”と爆発し、7つスコアを伸ばしたザック・ジョンソン(米国)が、3打差の3位タイにはジョナサン・ベガス(ベネズエラ)とジェリー・ケリー(米国)が入った。
【最終結果】
優勝:ブライアン・ハーマン(-22)
2位:ザック・ジョンソン(-21)
3位T:ジョナサン・ベガス(-19)
3位T:ジェリー・ケリー(-19)
5位T:スコット・ブラウン(-18)
5位T:ティム・クラーク(-18)
<ゴルフ情報ALBA.Net>
第9ステージ、アスタナはビンチェンツォ・ニーバリが1週間着続けたマイヨジョーヌを手放すことになった。
他の写真を見る
かつての名選手で、現在はアスタナのGMを務めるアレクサンドル・ビノクロフは、ツールの公式サイトで「ギャロパンが追走集団にいるのはわかっていたが、ジャージを守るためにチームに負担をかけるつもりはなかった。一番重要なことは、明日のステージのためにエネルギーを温存することだった」と説明している。
「明日は再び、ビンチェンツォとアルベルト(コンタドール)の間で最高のフィナーレが見られるだろう。このマイヨジョーヌはフランスへのプレゼントだ」と、7月14日のバスティーユ・デイ(フランス革命記念日)にフランス人のトニー・ギャロパン(ロット・ベリソル)にジャージをあえて譲り渡したと話している。
同じくアスタナのジュゼッペ・マルティネッリ監督は「我々はジャージを失ったのではない。手放したのだ。明日のために力を残す必要があったから、いい移動だった。明日はツール前半戦で最も厳しいステージだ。開幕前は、このステージでコンタドールを2分30秒もリードしているなんて夢だったんだ」と、頂上フィニッシュとなる第10ステージの争いを見すえていた。