パ・リーグは14日、マツダオールスターゲーム2014(18、19日)で、腰の治療のためパの監督を辞退した楽天・星野仙一監督の代わりに、ロッテの伊東勤監督が指揮を執ると発表した。コーチは西武の田辺徳雄、楽天の大久保博元両監督代行が務める。
手術を受けた星野監督が一度は辞退を表明したが、楽天の監督代行が代わったため今月3日にパ側の強い要請で再び指揮を執ると発表。その後、改めて楽天側から辞退が伝えられるなど状況は二転三転していた。パ理事長の村山良雄オリックス球団常務は「指揮は控えた方がいいという(医師の)判断だった。ぎりぎりまで心配をおかけした」と説明した。
一方、伊東監督は星野監督から直接電話で要請を受け「代わりにやらせていただきます」と返答したことを明かしたが、「引き受けざるをえなかった。快く、ではない。順番が違うと思う」と一連の不手際に対する不満を口にした。