(パ・リーグ、ソフトバンク5-6オリックス、11回戦、オリックス7勝4敗、10日、ヤフオクドーム)オリックスは先発した金子千尋投手(30)が8回8安打4失点(自責2)で、今季8勝目(3敗)を挙げた。打っては同点の六回にペーニャ外野手(32)の20号3ランなどで4点を勝ち越し。そのまま逃げ切って再び首位に浮上した。
エースと主砲の活躍でオリックスが1、2位直接対決に勝ち越した。試合を動かしたのは主砲の一振りだった。同点の六回、無死一、二塁のチャンスでソフトバンク先発の岩崎の甘く入ったシュートをフルスイング。高く上がった打球は左翼席に飛び込む20号3ランとなり大きな勝ち越し点をもたらした。
先発の金子は四回無死満塁のピンチに2点を失ったものの、その後は粘り強く投げ続け8回を4失点にまとめて「1勝1敗で迎えた大事な試合だと思い、自然と気持ちが入った。(勝ち星の)数字は気にしていないが、負けないことが続いているのはいいことかなと思います」と涼しい顔。投打の主軸がきっちり仕事を果たして、オリックスが首位攻防3連戦を2勝1敗で勝ち越した。
9日にイギリスのドニントンパークで行われたフォーミュラEの合同テスト3日目は、e.ダムスのセバスチャン・ブエミがトップタイムをマークした。
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3日にスタートした合同テストが週末を挟んで再開。3日目となるこの日は、多くのチームがバッテリーのマネジメント作業およびレースシミュレーションに取り組んだ。
トップタイムは、先週からの好調を維持するe.ダムス・ルノーのブエミがマークした。28周を走ったブエミは前回のテストでアプトのルーカス・ディ・グラッシがマークしたベストタイムを100分の6秒上回ってみせた。
2番手は、前回同様チャイナ・レーシングからエントリーした元F1ドライバーのジェローム・ダンブロジオでトップのブエミとはコンマ1秒差。最初の2日間でブエミとトップを分け合ったディ・グラッシのタイムをコンマ2秒ほど上回った。
ベンチュリのステファン・サラザンが4番手。この日はニック・ハイドフェルドが走らず、サラザンひとりで65周を走破。5番手にはバージンのハイミ・アルグエルスアリがつけた。
ヤルノ・トゥルーリはトップから1.255秒差の10番手。チームメイトを務める女性ドライバーのミケーラ・セルッティは、トゥルーリから1.4秒差の13番手となっている。
アムリン・アグリは、2日目のテストにも起用したGP2王者のファビオ・ライマーとレギュラードライバーのキャサリン・レッグを走らせたが、2台のベストタイムはいずれもトップから4秒以上も遅れるものだった。
テストは明日10日も行われる。
[オートスポーツweb 2014年07月10日]
今季の国内女子ツアーで5度のトップ10(うち4回はトップ5)を記録し、賞金ランキング5位につける原江里菜が、2年ぶり2度目の「全英リコー女子オープン」に挑戦する。開幕前日は1番から14番ホールまでをラウンドし、「状態はいい」と自信を見せた。
2014年「全英リコー女子オープン」フォトギャラリー
当初は9ホールで終える予定だったが、「風の感じとか、納得できなかった」とさらに5ホールを追加した。「思っていたより(風で球を)持っていかれたりというのがあった」というのがその理由。「試合が始まれば疲れるのは知っているし、疲れた状態で行く方が、(コースを)知らないことよりも良くないのでセーブしました」と、余力を残して最後の準備を整えた。
2年前のロイヤルリバプールでは、徹底的にバンカー手前に刻む作戦で予選通過を果たしたが、今週はバンカーを避けながらもよりアグレッシブなマネジメントを想定している。裏を返せば、それだけショットの手応えが戻ってきているということだろう。
「ボギーは仕方ないと思う。自分の決めたマネジメントをしっかりやって、その状況でハードルを上げたり下げたりしながら、とにかくダボを打たないようにやっていきたい。バーディは簡単に出ないと思うので、ダボを打たない方がスコアメイクに繋がると思うので」。
目標は「最低4日間回ること」。スランプの辛い時期も乗り越えてきただけに、我慢のゴルフはお手のものだ。(英国サウスポート/今岡涼太)