(セ・リーグ、DeNA3-0巨人、8回戦、巨人5勝3敗、9日、那覇)DeNAは先発した久保康友投手(33)が6回5安打無失点と好投し今季7勝目(4敗)を挙げた。大型台風接近の影響で8日の試合は中止になったが、沖縄の天候は回復。DeNAが連敗を3で止めた。
一回に後藤の3ランで先制すると、先発の久保が6回を零封、七回からはソト、萬谷、三上と中継ぎリレーで巨人打線を完封した。先発の久保は「同点なら苦しいところでしたが、後藤の一発で楽になりました」と援護点の後藤に感謝。ともにお立ち台に上った後藤も「(久保は)テンポもいいし、試合にリズムがでる良い投球をしてくれた」とお返し。33歳コンビでのヒーローインタビューで笑顔を見せた。連敗を3で止めた中畑監督は「ホッとした。おめでとうございます」と笑顔。続けて「後藤は2アウトからよく打った。菅野もいいピッチャー。あのバッティングでチームに勇気を与えた。沖縄で完封勝ちを見せられて最高。ナイスゲームでした」とご満悦だった。
3度のF1チャンピオンであり、現在メルセデスのノンエグゼクティブチェアマンを務めるニキ・ラウダが、イギリスGP決勝での大アクシデントにつながったキミ・ライコネンの走りを批判した。
【関連写真】2014年イギリスGP クラッシュ後のキミ・ライコネンのフェラーリ
フェラーリの戦略ミスにより18番グリッドからスタートしたライコネンは、1周目のターン5でコースアウト、コースに復帰する際にランオフエリアのバンプに乗ってしまい、コントロールを失った。彼はウォールに当たった後、スピンしながらコースを横切り、ガードレースに激突、その間にフェリペ・マッサと接触した。幸いライコネンにもマッサにも大きなけがはなかったものの、このアクシデントによって赤旗が出され、約1時間にわたってレースが中断、マッサはマシンのダメージにより再スタートすることができなかった。
ラウダは、ライコネンのコース復帰の仕方を批判している。
「私が言いたいのは、キミはミスを犯したということだ」とラウダ。
「彼はコースからはみ出した。それなのになぜ死に物狂いでコースに戻ってきてクラッシュするのだ?」
「(彼がけがをするような)事態にならなかったことを願っているが、あれは不必要な行為だった」
マッサも、ライコネンはもっと慎重にコースに戻ってくるべきだったと発言している。
ライコネンはもっと注意深くコースに復帰することができたはずだと思っているかと聞かれ、マッサは「それは間違いないね」と答えている。
「キミはコースからはみ出した。彼はおそらくスタート直後に何台か抜いて、バトルをしていたから、コースに復帰する時にポジションを落としたくなかったんだ」
「ついてないことにバンプに乗ってマシンのコントロールを失ってしまった。でもそうなったのは、ポジションを全く失いたくないと思ったからだ」
「フリープラクティスの時なら後ろに下がるが、レース中だとできるだけ早くコースに復帰しようとする。彼がまさにそうで、そうしてコントロールを失った」
ライコネンは今週シルバーストンで行われているF1合同テストは欠席するものの、次戦ドイツGPへの出場は問題ないとチームは述べている。
[オートスポーツweb 2014年07月09日]
静岡県の静岡カントリー浜岡コース&ホテルで開催中の、国内男子チャレンジツアー「ISPS・CHARITYチャレンジトーナメント」2日目。2打差の3位から出た津曲泰弦が10バーディ、2ボギー、この日のベストスコア「63」(パー72)を叩き出し、通算15アンダーで単独首位に躍り出た。
午前7時30分のトップスタート組から生まれた、圧巻のバーディショーだった。津曲は3番(パー5)でバーディ先行。5番から、折り返しを挟んだ10番までの6連続で一気に首位に駆け上がると、その後の2ボギーから再び息を吹き返す3連続バーディで締めた。過去3度のシード経験(2008年、09年、11年)を持つ28歳も、昨季以降は下部ツアーを主戦場にしている立場。優勝に王手をかけて迎える明日の最終日、復活へのきっかけを掴む結果を残せるか。
通算14アンダーの2位に時松隆光。通算12アンダーの3位に秋吉翔太と小袋秀人、さらに1打差の5位に上田諭尉、谷昭範、今平周吾の3人が続く。単独首位から出た菊地秀明は「73」と1つ落とし、通算7アンダーの22位に後退した。