ヤンキース田中将大が9日(現地時間8日)、敵地で行われたインディアンス戦に先発し、7回途中まで投げて、ともにメジャー移籍後ワーストとなる被安打10、失点5で降板し、4敗目(12勝)を喫した。
初回に2点の援護をもらってマウンドに上がった田中は立ち上がりから早いカウントの球を狙われ、ブラントリーにタイムリーツーベースを打たれて1点を返される。2回に味方が1点を追加すると田中は立ち直りを見せ、3回、4回は3者凡退に抑える。
再び得点を許したのは5回。先頭打者に出塁を許すと、2死三塁から再びブラントリーにタイムリーツーベースを浴びる。6回にも先頭打者にヒットを許すと、続くスウィシャーに逆転弾を打たれる。7回も続投したが、2死走者なしからこの日2本のタイムリーを浴びているブラントリーに14号ソロを右中間スタンドに叩きこまれ、続くサンタナにヒットを許したところで降板した。
試合は5対3でインディアンスがヤンキースを下した。田中は6回3分の2を投げて被安打10、奪三振5、与四球1、球数99、5失点。なお、7番ライトで出場したイチローは4打数1安打だった。
<阪神-広島>◇9日◇甲子園
広島ブラッド・エルドレッド内野手(33)が急きょ、先発メンバーから外れた。試合開始直前まで、球場スコアボードにも4番左翼で名を連ねていたが、試合開始3分前に4番左翼岩本に変更された。
エルドレッドは前日8日阪神戦(甲子園)の8回、スイングの際に左手中指に痛みを訴え、途中交代していた。この日は試合前練習でフリー打撃も行っていたが、状態が心配される。
ブラジル・ワールドカップの決勝トーナメント準決勝が8日に行われ、ドイツ代表がブラジル代表と対戦し、7-1で大勝した。同試合でチーム2点目を挙げ、ワールドカップでの通算得点を16とし、大会新記録を達成したドイツ代表FWミロスラフ・クローゼが試合後、ゴールの瞬間をFIFA(国際サッカー連盟)に語った。イタリアメディア『FootballITALIA』が伝えている。
同選手は、6月21日に行われたグループリーグ第2節のガーナ戦で1得点を挙げ、元ブラジル代表FWロナウド氏の持っていた通算15得点の大会記録に並んでおり、同試合でも記録更新が期待されていた。
先発したクローゼは、開催国ブラジル相手に大勝した同試合を振り返り、「何が起こったか掴めていない。なんて言って良いかも分からないよ。僕らはとても良くプレーした。素晴らしい序盤を迎え、うまく調和していた。トレーニングで行ったことを全て出すことができた。ベンチにいる選手たちですら、試合中の僕らの感情を共有していたよ」と語った。
そして、記録更新を果たしたゴールの瞬間は「トニ(クロース)がボールをくれた時、準備はできていた」と明らかにしており、「ゴールできて心から嬉しいよ」と率直な気持ちをコメントしている。
クローゼは、2002年日韓ワールドカップで大会初出場を果たし5得点を記録。 その後2006年ドイツ・ワールドカップで5得点、2010年南アフリカ・ワールドカップで4得点を積み上げ、今回のブラジル・ワールドカップまでに14得点を挙げていた。
SOCCER KING