米国男子ツアー「ジョンディアクラシック」が、7月10日(木)から13日(日)までの4日間、イリノイ州のTPCディアランで開催される。翌週には英国イングランドで「全英オープン」が開催されるため、メジャーを控えた選手たちは、その調整も兼ねた戦いとなる。
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昨年は首位と2打差に9選手が連なる大混戦で、通算19アンダーでホールアウトした3選手のプレーオフに突入。そして、19歳の新鋭ジョーダン・スピースが5ホールに及ぶ死闘を勝ち抜きツアー初優勝を果たした。
スピースは、その後も優勝争いに加わる活躍を続け、今季の「マスターズ」でも2位に入るなどメジャーでも優勝が期待される選手となった。自身初の大会連覇に挑む今週、「全英」に向けた勢いをつけたいところだ。
日本勢では今田竜二が出場を予定している。今季はPGAツアーのシード権を持たないため、下部ツアーとのかけ持ちで戦いを続け、PGAツアーは今季7試合目の出場となる。
また、今週も「全英」への出場資格が1枠だが用意されている。前週までの2試合は出場権を持たないトップ12タイ以内の上位4選手に資格が与えられたが、今週は出場資格を持たない選手の中でトップ5タイ以内の上位1名に出場権が与えられる。
【主な出場予定選手】
J.スピース、C.カーク、H.イングリッシュ、K.ナ、R.ムーア、Z.ジョンソン、J.センデン、C.ハウエルIII、B.ハーレイIII、今田竜二
7日、16日付けでJ1・セレッソ大阪の日本代表FW柿谷曜一朗がスイスのバーゼルへ完全移籍することが発表された。ここ数日、移籍に関する質問に対しては明言を避けていた柿谷だが、この日は練習後に報道陣に対応。移籍の事実を認めた。
ただし、「自分の口からサポーターに伝えたかった。自分の口からみんなに(移籍を)言えなかったことが残念だった」というフレーズを繰り返し、「サポーターあってこその自分、ということを誰よりも分かっている。もう少し(移籍を伝える)方法はなかったのかなと思う」と沈痛な面持ちで話した。さらに、「サポーターになんて言ったらいいか、ということは難しい。消化したとも思っていない。今言えるのは、サポーターに申し訳ないな、ということ」と、最後まで、自らを応援してくれるファン・サポーターに対してのコメントに終始した。
その後、報道陣に対応した勝矢寿延強化部長は、「彼を失うことは痛いけど、決定したことなので、『頑張って来い』と送り出したい」と強化としての指針を示し、新戦力獲得などについては、「リストは常に持っている。これから考えないといけない」と話した。
取材協力:サッカー専門新聞エル・ゴラッソ(C大阪担当 小田尚史)
<ウエスタン・リーグ:ソフトバンク5-3中日>◇8日◇ヤフオクドーム
ソフトバンクの2軍助っ人たちが、1軍首脳陣の見守る「親子ゲーム」の中でアピールした。
バーバロ・カニザレス内野手(34)は5回に左翼へ7号ソロを放った。「よくボールが見えた。ドームで打てて倍うれしい。いつでも上がれる準備はできています」と好調を維持している。
昨年2勝を挙げたエディソン・バリオス(25)が先発。5回4安打2失点で勝ち投手になった。「スライダーがよくなっている。もし機会があれば1軍でも投げたい。肩も肘も腰もダイジョウブ」。ここまで腰痛などで3軍暮らしが多かった右腕も調子を上げてきた。
現在、1軍の外国人枠は1枠空いている。今後も激しいアピール合戦が続く。