英紙「デイリー・メール」によると、W杯準々決勝ブラジル-コロンビア戦で、数百人のブラジルサポーターがコロンビアのユニホームを着たミック・ジャガー(70)のパネルを持ち込むという“珍現象”が起こったという。
実は、ローリング・ストーンズのミック・ジャガーが応援したチームがW杯でことごとく敗れるという“負のジンクス”があることから、対戦チームのユニホームを着たミックのパネルを掲げて呪いをかけるブラジルサポーターが続出、世界中の話題になっているのだ。
今大会ではイタリア、ポルトガル、イングランドがすでに呪いの犠牲になっている。3カ国ともミックがコンサートのMCや公式ツイッターで応援を公言していた。
「ミック・ジャガーの呪い」の発端は前回の南ア大会にさかのぼる。ミックがスタジアムで応援したアメリカと母国イングランドがともに敗れたことから、サッカーファンの間で語られ始めた。
すでにブラジル国内では、「ブラジルを応援せず、ドイツやアルゼンチンに向けるようミックを本気で説得するべきだ」という声まで上がっているという。
F1イギリスGPの決勝でオープニングラップに大クラッシュを喫したフェラーリのキミ・ライコネンは、メディカルチェックの結果、重傷を免れたことが明らかとなった。
【関連写真】クラッシュしたキミ・ライコネンのフェラーリ
ライコネンは、18番グリッドからのスタート直後に5コーナーでザウバーのエステバン・グティエレスと並ぶような形となり、コーナーをオーバーラン。その後、ウェリントン・ストレートに向けてコースに合流しようとしたところ、縁石でバランスを崩し、ハイスピードのままアウト側のガードレールにクラッシュした。
彼のフェラーリは反動でなおも激しくスピンをしながらコースを横断、そこで後方からきたウイリアムズのフェリペ・マッサとも接触し、イン側のグラベルでようやくマシンは止まった。
その後、ライコネンは自力でマシンを降りているが、歩く際に足を引きずるような仕草をみせ、マーシャルに抱えられるようにメディカルカーに乗り込むと、サーキットにある医療センターへと搬送された。
これについて、フェラーリのスポークスマンは、ライコネンが膝と足首の痛みを訴えていたと明かしている。
しかし、メディカルチェックの結果、ライコネンのケガは膝と足首にアザができたものの重傷ではないということで、マシンが47Gも衝撃を受けていたにもかかわらず、幸い大事には至らなかったようだ。
フェラーリは、2週間後のドイツGPにライコネンが出場できると考えている。
[オートスポーツweb 2014年07月07日]