◇欧州男子◇アルストム・オープン・ド・フランス 最終日◇ル・ゴルフ・ナショナル(フランス)◇7,331ヤード(パー71)
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首位と8打差の1アンダー7位から出たグレーム・マクドウェル(北アイルランド)が、5バーディ、1ボギーと4ストローク伸ばして通算5アンダーで大逆転。大会2連覇を達成した。
初日から3日間、首位をキープしていたケビン・スタドラーは、2位に4打差の9アンダーから出たが、ボギー先行の苦しいゴルフとなった。後半に3つのバーディを奪いマクドウェルに並んだが、最終18番でもボギーをたたき通算4アンダー。トンチャイ・ジェイディー(タイ)と並び2位に終わった。
通算3アンダー3位はロバート・カールソン(スウェーデン)。通算2アンダーの5位にはジェイミー・ドナルドソン(ウェールズ)とマシュー・ボールドウィン(イングランド)の2選手が並んだ。
地元フランス勢では、2位タイから出たビクトル・リウが、スコアを5つ落としたがイーブンパーの8位で最上位。グレゴリー・ボーディが、通算3オーバーでマーティン・カイマー(ドイツ)らと並び12位となった。
「UFC175」が日本時間6日(現地時間5日)にアメリカ・ラスベガスで開催された。メインイベントでは王者クリス・ワイドマンと挑戦者リョート・マチダによるミドル級タイトルマッチが行われた。
ミドル級では7年間無敗を誇った最強王者アンデウソン・シウバを2度にわたって破ったクリス・ワイドマンが元ライトヘビー級王者リョート・マチダを迎え2度目の防衛戦。アンデウソンを2連続で撃破したワイドマンだが、その勝利はラッキーとアクシデントによるものと実力を疑問視する向きもあり、タイトル防衛はもちろん、実力の証明に難敵リョートを迎え撃った。
初回、タックルを2度に渡り切られたワイドマンだが、リョートの空手間合いの打撃でペースを取られかけた2R、タックルでテイクダウンを奪取。3Rも同様にタックルを決め、試合は次第にワイドマンへ傾いていく。
しかし4R、ワイドマンのタックルを切った後でリョートは左フックを振るって効かせ、ここから反撃して攻勢に転じる。5Rはワイドマンがテイクダウン、リョートが終了間際にヒジ・ヒザで猛攻とそれぞれ見せ場を作るが、判定は49-45、49-46、48-47の3-0でワイドマン。苦しんだが2度目の防衛に成功した。