米大リーグは6日(日本時間7日)、オールスター戦(15日、ミネアポリス)の出場選手を発表し、ヤンキースの田中将大投手(25)とレンジャーズのダルビッシュ有投手(27)が選ばれた。初選出の田中は先発スケジュールの都合で登板は難しい見込み。3年連続3度目の選出のダルビッシュ投手には初登板の期待がかかる。
選出されたのはファン投票、監督推薦、選手間投票で選ばれた各リーグの33人。ア・リーグのファン投票では今季限りの引退を表明しているヤンキースのデレク・ジーター遊撃手が14度目の選出となった。
田中とダルビッシュはともに選手間投票で選ばれ、田中は得票1位、ダルビッシュは5位だった。田中は先発ローテーション通りなら前半戦最後の13日に先発するため、オールスター戦では出番がない見通し。ダルビッシュも当初は同じだったが、先週の悪天候で予定が変更になり、最後の登板が9日になったため、スケジュール上は登板が可能になった。
レンジャーズのワシントン監督は、ダルビッシュについて、ア・リーグを率いるレッドソックスのファレル監督に1イニング、20球限定の起用を求める考えを示し「彼には投げることを選択してほしい」と話している。
各リーグとも“最後の1人”を決めるインターネット投票を行い、各リーグ34選手が確定する。