全英リコー女子オープン第2日(11日、英サウスポート、ロイヤルバークデールGC=6458ヤード、パー72)
10位で出た宮里藍(29)はバーディーなしの1ボギー、73で回って通算1オーバーの16位と踏ん張った。初日に首位に立った上原彩子(30)は3バーディー、5ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの79と大きく崩れ、通算3オーバーの27位に後退した。
穏やかな気候に恵まれ、藍は前半パーを積み重ね、後半もボギー1つで難コースをしのいだ。2日間で3ボギーは今大会最少。パットの調子も上向きで4戦ぶりの予選突破となった。
「風がなかったので伸ばしたかったですけど。メジャーなので、パーでいいと思っていました。硬くならないようにやれたらいいと思います」と首位と7打差を追いかける。
トップから出た上原は後半に失速した。第1ラウンドで安定していたティーショットが曲がり始め、13番で右のラフに入れてダブルボギー。15番では第1打を左、次を右の茂みに打ち込んでトリプルボギーとした。
74の原江里菜、71の佐伯三貴はともに通算3オーバーで27位。72の渡辺彩香、73の野村敏京はともに4オーバーの34位となった。72の宮里美香と75の森田理香子はともに6オーバーの60位で予選を通過した。69で回ったモ・マーティン(米国)が6アンダーで首位に立った。