バルセロナに所属するアルゼンチン代表MFハビエル・マスチェラーノは、批判を浴びるチームメートのFWリオネル・メッシをかばっている。
ブラジル・ワールドカップ(W杯)で24年ぶりの決勝進出を果たしたアルゼンチン。しかし、決勝でドイツに敗れて準優勝に終わり、チームを優勝に導けなかったメッシに対する風向きも強くなっている。
マスチェラーノは、W杯を振り返り、エースを擁護しながら自身の満足感をあらわにしている。
「レオ(メッシの愛称)に対する批判に、僕は心を痛めている。それは、とても不当だ。彼抜きでは、僕たちは決勝に進むことさえできなかっただろう」
「人生で最も美しいことは、夢を追えることだ。僕はそれをして、成し遂げた」
アルゼンチンでは、アレハンドロ・サベジャ監督の去就に注目が集まっている。マスチェラーノは、同監督の続投を望んでいるようだ。
「アレハンドロは、ほぼ3年の間そのリーダーシップ、誠実さ、能力から常に僕たち以上の位置にいた。僕はそのプロジェクトが進行していくことを願っているよ。僕たちは今後も競い続けることができる素材があることを証明したと思う。だから、ここで止まってほしくない」
「アレハンドロは僕に再び代表でプレーするモチベーションを与えてくれた。彼は自身の基本理念、信念、仕事によって僕が重要な存在になると説得してくれた。僕は人生において彼に感謝し続けるだろう。彼の考えを知らずに何かを言うことは好ましくない。だけど、彼と話し合う必要があるのなら、まったく問題ないよ」
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